一般用3Dスキャナを業務用と同等性能に高めるソフトウェアを発表3Dプリンタニュース

ポンタ研究所は、一般用の3Dスキャナと組み合わせて利用することで、業務用3Dスキャナと同等の機能・性能を実現するソフトウェア「RabbitScanner」を発表した。2016年中に発売を予定している。

» 2016年10月13日 12時00分 公開
[MONOist]

 ポンタ研究所は2016年9月9日、一般用の3Dスキャナと組み合わせて利用することで、業務用3Dスキャナと同等の機能・性能を実現するソフトウェア「RabbitScanner」を発表した。テクノスターと共同開発したもので、同年中に発売を予定している。

 現在同社では、クラウドファンディングサイト「CAMPFIRE」を通じて、一般用3Dスキャナを業務用3Dスキャナと同等の性能に高めるソフトウェア「ポンタスキャナプログラム」を提供している。

 同ソフトは、インテル製のRealSenseカメラ「F200」もしくは「SR300」を内蔵した3Dスキャナと一緒に使うことで、業務用3Dスキャナに匹敵する高精細な3Dデータを取得できる。

 今回同社では、ポンタスキャナプログラムと同等の機能・性能を持つソフトとして、RabbitScannerを一般に向けて発売する。また、発売に先立ち、名古屋大学で開催される日本機械学会「第29回計算力学講演会」で、期間中の2016年9月22日に製品のデモンストレーションを行う予定だ。

photo 「3Dスキャナの性能が劇的アップする魔法のソフト」プロジェクト紹介ページ

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