シャープは、「CEATEC JAPAN 2016」において、ロボット掃除機「COCOROBO(ココロボ)」の新たな開発コンセプトを展示。ヤマハの音声合成技術「VOCALOID(ボーカロイド)」とのコラボレーションによって「歌う家電」になっていた。
[朴尚洙,MONOist]
シャープは、「CEATEC JAPAN 2016」(2016年10月4〜7日、幕張メッセ)において、ロボット掃除機「COCOROBO(ココロボ)」の新たな開発コンセプトを展示した。ヤマハの音声合成技術「VOCALOID(ボーカロイド)」とのコラボレーションによって「歌う家電」になるとともに、人工知能(AI)技術の応用で学習/進化するという。
開発コンセプトのCOCOROBOの中には、プレミアム版のCOCOROBOの発売時に採用したキャラクター「COCOROBOちゃん」が暮らしている設定で、「COCOROBOが掃除するときには、COCOROBOちゃんが歌いながら掃除してくれる」(シャープの説明員)という。歌う楽曲は、センサーなどから得たさまざまな情報を基に判断したユーザーの状態などに合わせて選ぶ。「COCOROBO MUSIC A.I.エンジン」によってユーザーの好みなども学習していく。