協定締結により、産学連携で医療や健康づくりの研究を推進医療機器ニュース

東芝メディカルシステムズは、国立循環器病研究センターと、医療・ヘルスケア産業に関わる機器、システム、サービスなどの研究開発および実用化に関する産学連携協力を行うため、包括協定を締結した。

» 2016年10月05日 08時00分 公開
[MONOist]

 東芝メディカルシステムズ(東芝メディカル)は2016年9月20日、国立循環器病研究センター(国循)と、医療・ヘルスケア産業に関わる機器、システム、サービスなどの研究開発および実用化に関する産学連携協力を行うため、包括協定を締結した。

 東芝メディカルは、CT、MRI、超音波、アンギオグラフィーなど、病気の早期診断および早期治療に役立つ医療機器・システムを開発・製造している。国循は、循環器疾患の究明と制圧に挑むことを理念とする高度専門医療研究センターだ。

 同社と国循は、これまでも個別課題について共同研究を行い、循環器疾患の診断および治療のための最新医療機器や臨床アプリケーションを開発してきた。

 日本は世界に先駆けて超高齢化社会に突入しており、心臓病・高血圧症・脳血管障害などの循環器疾患が増えている。今回の協定締結により、両者は人的、知的、物的資源の交流と活用を加速させ、健康寿命を延ばすことを目指して医療や健康づくりに関わる研究、人材育成、地域連携を進めていくとしている。

 

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