おしむら歯科・こども矯正歯科クリニックは、成長期の子どもの顎発育を支援する小児矯正装置を開発した。口腔機能の改善を含めた成長環境の整備を目的とし、特許も取得している。装着時の違和感にも配慮した設計だ。
おしむら歯科・こども矯正歯科クリニックは2026年1月13日、成長期の子どもの日常生活への負担を抑えながら、顎の発育環境を整える新しい上下顎拡大装置「イージーエキスパンダー」を開発し、特許を取得したと発表した。呼吸や舌の使い方、嚥下(えんげ)といった口腔機能との関連を重視した設計が特徴だ。子どもの成長力を活用し、無理なく顎の発育をサポートすることを目指す。
従来の小児矯正が歯並びの修正に偏りがちで、顎の成長や口腔機能への配慮が不足していた。イージーエキスパンダーは、局所的な負荷が生じにくい構造を採用し、成長期の顎発育に配慮した設計となる。独自のフラットテーブル構造を備えることで、装置を装着した状態でのそしゃく動作にも配慮しており、日常生活への影響を最小限に抑えている。
鼻呼吸を円滑にする口腔環境の構築や、舌の適切な位置、嚥下動作の改善、姿勢の矯正など、包括的な口腔周囲機能の治療との併用を前提としている。取り外し可能な構造と装着時の違和感に配慮した設計で、子どもが治療を継続しやすい環境を整えた。
同院は長年の臨床経験に基づき、装置の改良を重ねてきた。今後はイージーエキスパンダーを用いた臨床的検証を継続するとともに、歯科医師向けの勉強会や講演を通じて臨床情報を共有し、小児矯正治療における質の向上に取り組むとしている。
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