KUKAは、ロボット用のシステムソフトウェア「KUKA.PLC mxAutomation」の最新バージョン(2.1)がPLCopenの認証を受けたことを発表した。
KUKAは2016年9月13日、ロボット用のシステムソフトウェア「KUKA.PLC mxAutomation」の最新バージョン(2.1)が、PLCopenの認証を受けたことを発表した。PLCopenは、PLCのアプリケーション開発の効率化を目的に設立された第三者機関。ロボットメーカーとしては、初の認証になるという。
KUKA.PLC MXAUTOMATIONは、ロボットと機械制御の間のインタフェースとして開発された制御ソフトウェアだ。ロボットと機械コントローラーの接続を容易にし、専門知識がなくても、ロボットのプログラミングと診断ができる。
新バージョンは、ソフトウェア内で機能モジュールグループが拡張されたことで、プログラマブルコントローラー(PLC)の規格に適合し、今回の認証に至った。
また、新バージョンでは、Motion Controlなどの新機能が追加されたほか、ソフトウェア機能「KUKA.VectorMove」やアプリケーションソフトウェア「KUKA.ConveyorTech」の使用を可能にした。KUKA.ConveyorTechは、生産ラインのコンベアに合わせてロボットを作動させるためのソフトウェアで、新バージョンで制御するロボットは、同ソフトウェアにより動いているワークをつかめる。
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