ヤマザキマザックは、最大18個のパレットストッカに対応する、多段パレットストッカシステム「MPP 500」を発表した。従来のシステムに比べ、フロアスペースを約50%削減できる。
ヤマザキマザックは2016年9月8日、フロアスペースを従来比約50%削減した、多段パレットストッカシステム「MPP 500(Multi Pallet Pool 500)」を発表した。同社の多面加工マシニングセンタ「VARIAXIS i-600」などと接続して利用できる。
同社が従来提供してきた自動化システムは、パレットストッカを平面に並列したものだったが、MPP 500はパレットストッカを2〜3段に配置できる。従来のシステムでパレットストッカを12個並べた場合に比べ、フロアスペースを50%削減するという。
パレットストッカは6〜18個までに対応。最初にパレットストッカ6個を導入した場合、生産量の増加に合わせて12個、18個まで段階的に拡張できる。また、管理ソフトウェアには、操作性を高めた「Smooth MPP」を採用。ネットワーク接続により、事務所のPCやタブレット、スマートフォンでも稼働状況を確認できる。
同社は2016年11月17〜22日にかけて東京ビッグサイトで開催される「JIMTOF2016」で出展し同製品を紹介する。
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