ヤマザキマザック、金属3Dプリンタに参入――積層と切削を統合した加工機を発表3Dプリンタニュース

INTEGREX i AM は、旋削とマシニングによる複合加工と3次元積層造形を統合した加工機。レーザーで溶融した金属の粉末を積層した後、切削加工を施し部品を作り上げることが可能だ。

» 2014年10月10日 16時30分 公開
[MONOist]

 ヤマザキマザックは2014年10月9日、ハイブリッド複合加工機「INTEGREX i AM (インテグレックス・アイ・エーエム)シリーズ」を発表した。

 同製品は、旋削とマシニングによる複合加工と3次元積層造形を統合した加工機。レーザーで溶融した金属の粉末を積層した後、切削加工を施し部品を作り上げることが可能だ。積層造形から切削まで一連のプロセスはチャッキングし直すことなくノンストップで行える。

 同製品は小ロット製品の生産や試作での用途が考えられる。今後、顧客にヒアリングしながら、装置の仕様を詰めていく、あるいは改善を図っていくということだ。

 同製品は10月30日〜11月4日まで開催される第27回 日本国際工作機械見本市(JIMTOF2014)で出展し、マザックブースで同製品に関する詳しい話が聞けるとのことだ。


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