Dust Networksを利用したメッシュネットワークの開発キットをマクニカが販売開始した。自動接続機能も備えており、電源を入れるだけでメッシュネットワークを利用した環境測定と評価が行える。
マクニカがメッシュネットワークを利用したIoTデバイスの試作に適した開発キットを提供開始した(販売はアルティマより行われる)。この「Mpression IoTメッシュネットワーク・スターターキット」はメッシュネットワークの構築にDust Networksを利用しており、親機と5台の子機、ログを取得するためのPCソフトで構成されている。
子機は温湿度(シリコンラボラトリー Si7021)と照度(テキサス・インスツルメンツ OPT3001)の各センサーならびにバッテリー電圧の感知機能を有しており、取得した値をメッシュネットワーク経由で定期的にモニタリングできる。子機動作電源には乾電池もしくは太陽電池を選択可能だ。
初期設定は不要であり、無線切断時の自動回復機能も有していることから、端末の電源を入れるだけでメッシュネットワークを利用した環境測定と評価が行え、専門知識が無い担当者でもメッシュネットワーク端末の設置場所や端末数検証が可能となっている
また、取得したデータについてはマクニカネットワークスの扱うスプランクのデータ分析プラットフォーム「Splunk」との連携によってダッシュボードでの可視化も可能だ。
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