リコーインダストリアルソリューションズは、画像処理用手動絞りレンズのシリーズに、焦点距離12mm、9メガピクセル対応のレンズを追加した。シリーズ中、最も画角が広く周辺部まで高い解像力を有するため、高密度基盤などの撮影に適している。
リコーインダストリアルソリューションズは、画像処理用手動絞りレンズ「RICOH FL」シリーズに焦点距離12mmの「FL-BC1220-9M」を追加し、2016年8月8日に発売した。
FL-BC1220-9Mは、シリーズ中で最も画角が広く、周辺部まで高い解像力を有しているため、多くの対象物を検査したり、広い範囲を詳細に検査するのに適している。用途として、高密度なプリント基板の実装状態のチェック、対角600mm程度の金属板金のヘアライン状態の確認、シート状フィルムの微細キズの検知、液晶モニターの画素抜けチェックなどを想定しているという。
400万/600万/900万画素対応で、画面サイズは1型、最大口径比は1:2.0だ。9メガピクセルと高解像度ながらも外径42mmとコンパクト。そのため、各種装置への組み込みの自由度が高まっている。
FAニュースをはじめ、産業用ロボット、インダストリー4.0、PLCや産業用ネットワーク、制御システムセキュリティなど注目の話題をまとめてお届けしています。
ぜひ、メルマガ配信のご登録をお願い致します。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.