3Dプリンティング領域に対応した3D CG技術開発の共同研究を開始3Dプリンタニュース

カブクは、東京大学と3Dプリンティング領域に対応した3DCG技術開発に関する共同研究を開始した。同研究により、3D形状の表示・生成・補完・補修などの要素技術を開発し、新たな可能性を模索するとしている。

» 2016年07月27日 12時00分 公開
[MONOist]

 カブクは2016年7月5日、東京大学と3Dプリンティング領域に対応した3D CG技術開発に関する共同研究を開始した。

 カブクは、同社の事業「Rinkak Business(リンカクビジネス)」で、法人向けに3Dプリント技術のソリューションを提供し、デジタルクリエイターのサポートや産官学連携による先端技術研究にも携わっている。他にも3Dプリンタで製造する工場向けの基幹業務クラウドサービスや、アジア最大級の3Dプリントサービス「Rinkak Marketplace(リンカクマーケットプレイス)」を提供している。

 同社は今回、形状モデリングを中心としたCADやコンピュータグラフィックスの研究を実施している東京大学大学院情報理工学系研究科の五十嵐研究室と、3Dプリントを念頭に置いた、形状に関する技術の研究を共同で進める。

 この共同研究を通して、3D形状の表示・生成・補完・補修などの要素技術を開発し、デジタルモノづくりの新たな可能性を模索するとしている。

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