製造業向けPDMシステムの最新版を提供開始、電子設計に対応製造ITニュース

日本システムウエアは、製造業向けPDMシステムの新バージョン「Base-Right」Ver5.0の提供を開始した。プラグインとして、サイバネットシステムの電子設計情報管理システム「M-SeeC II」を組み込んだ。

» 2016年06月13日 09時00分 公開
[MONOist]

 日本システムウエアは2016年6月1日、製造業向けPDM(Product Data Management:製品情報管理)システムの新バージョン「Base-Right(ベースライト)」Ver5.0の提供を開始した。

 Base-Rightは、部品/構成管理、図面管理、文書管理、ワークフローなどの機能を備えたPDMシステムで、設計・開発業務の効率化を支援する。今回のバージョンアップでは、サイバネットシステムの電子設計情報管理システム「M-SeeC II」をプラグインとして組み込んだ。

 M-SeeC IIプラグインは、国内の主要な電気CADとの連携が可能で、現在の設計環境を変更することなく、PDMシステムを導入できる。また、同プラグインと、Base-Rightの標準機能である機械設計用PDMシステム、製品構成BOMの管理機能により、電気設計/機械設計の双方の業務を持つユーザーでも活用できるという。

 同社では、今後3年間で20社の導入を目指すとしている。

関連キーワード

PDM | 製造業 | 製造ITニュース


Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.