ヤマハ発動機が、ヒト型自律ライディングロボット「MOTOBOT」の映像の続編を公開。既にサーキット内の自律走行が可能な段階まで開発が進んでいるMOTOBOTが、目標とする“史上最強のライダー”バレンティーノ・ロッシ(MotoGPレーサー)と初対面するという内容になっている。
ヤマハ発動機は2016年5月19日、「東京モーターショー2015」で公開したヒト型自律ライディングロボット「MOTOBOT」の映像の続編を公開した。既にサーキット内の自律走行が可能な段階まで開発が進んでいるMOTOBOTが、目標とする“史上最強のライダー”バレンティーノ・ロッシ(MotoGPレーサー)と初対面するという内容になっている。
映像のタイトルは「MOTOBOT Meets The Doctor」で、MOTOBOTの開発に用いられているサーキットにロッシが訪れるところから始まる。実際に、同社の二輪車「YZF-R1M」を乗りこなすMOTOBOTを見て興味津々のロッシは、MOTOBOTの開発者を質問攻めに。
開発者によれば、既にサーキット内の自律走行が可能なMOTOBOTだが、より深いバンク角で走行できるように格納式アウトリガーを開発しているところだという。
そして開発者から「あなたへの挑戦を認めてくれるならぜひサインを」と依頼されたロッシは、MOTOBOTのヘルメットのサンバイザー上部に「Forza Motobot!」というメッセージとともにサインを入れる。そして「MOTOBOTのために僕の走行データも取るかい?」と提案するのだった……。
バイク乗りロボット「MOTOBOT」はロッシを超え、“心地よいバイク”を生み出す
目指すは200km/hのサーキット走行、ヤマハのバイク乗りロボ
ヤマハ発動機がシリコンバレーに拠点、二輪車以外にロボティクスなども対象に
ヤマハ発動機の独自開発四輪車は2019年以降に発売、中期経営計画で言明Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
モビリティの記事ランキング
コーナーリンク