トヨタ自動車は、レクサスブランドのハイブリッド車の累計販売台数が100万台を達成したと発表した。同ブランド初のハイブリッド車となる「RX400h」を発売した2005年4月から約11年での達成となる。
トヨタ自動車は2016年4月12日、レクサスブランドのハイブリッド車の累計販売台数が100万台を達成したと発表した。同ブランド初のハイブリッド車となる「RX400h」を発売した2005年4月から約11年での達成となる。
RX400hは、国内市場向けの「ハリアーハイブリッド」をレクサスブランドで海外展開したハイブリッド車となる。その後2006年3月に主力セダン「GS」のハイブリッド車として「GS450h」を、2007年5月にはフラッグシップセダン「LS」のハイブリッド車として「LS600h」を追加した。さらに3代目「RX」の発売に合わせて2009年4月に「RX450h」を投入し、2009年7月には初のハイブリッド専用車となる「HS」の「HS250h」を発売。2010年からはレクサス初のCセグメント車となる「CT200h」に展開を広げた。2012年には北米中心に海外でのみ販売している「ES」初のハイブリッド車「ES300h」をラインアップしている。中型セダン「IS」でも、2013年5月の3代目モデル発売時にハイブリッド車「IS300h」を追加している。
その後、2014年7月発売のCセグメントSUV「NX」で「NX300h」、同年10月発売のスポーツクーペ「RC」で「RC300h」とハイブリッド車をそろえて展開している。現在は、LS600h、GS450h、GS300h、RX450h、NX300h、IS300h、RC300h、ES300h、HS250h、CT200hと「プレミアムブランドで最も多い10車種のハイブリッド車を販売している」(同社)という。
なお2005年〜2016年3月のレクサス・ハイブリッド車の地域別販売台数内訳は、北米が34万5500台(2015年は3万8540台)、欧州が23万7500台(同4万629台)、日本が22万5000台(同3万1420台)、中国/香港が9万7000台(同2万1120台)、東アジアが6万2000台(同1万1151台)、オセアニアが19万5000台(同3535台)、アジアが8万5000台(同1294台)、その他が5000台(同1343台)。
車種別内訳は、RXが33万5000台、CTが26万7000台、ESが11万8000台、HSが6万7000台、NXが6万3000台、GSが5万3000台、ISが5万1500台、LSが4万1000台、RCが3800台。
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