MONOistオートモーティブフォーラムの編集担当が「こいつぁすごいぜ!」と独断で判断した自動車関連のニュース「イカすクルマニュース」。2015年度のランキングでは、ヤマハがデザインしたバイク、ヤマハ発動機がデザインした楽器の記事がトップに。
MONOistオートモーティブフォーラムが隔週で発行しているメールマガジン(登録はこちらから。もちろん無料!)では、編集担当が「こいつぁすごいぜ!」と独断で判断した自動車関連のニュースを「イカすクルマニュース」として不定期に紹介しています。
エイプリルフール合わせで掲載してきたこの記事も、2013年4月1日の第1回から数えて4回目となります。それでは2015年度(2015年4月1日〜2016年3月31日)のイカすクルマニュースだけの記事ランキング(読まれた回数)トップ10を発表させていただきます!
1位に輝いたのは、ヤマハとヤマハ発動機が合同で開催したイベント「Two Yamahas, One Passion〜デザイン展2015〜」のレポート記事「2つの「YAMAHA」デザインが1つの情熱に、風神雷神も舞う」でした。同イベントでは、楽器のヤマハが二輪車と電動アシスト自転車を、二輪車と電動アシスト自転車を手掛けるヤマハ発動機が楽器をデザインする「project AH A MAY」の作品が展示されました。
ヤマハとヤマハ発動機、同じ「YAMAHA」ブランドを展開している両社ですが、これまでデザイン部門間で交流はあまりなかったんだとか。project AH A MAYの作品は2015年2月に発表されており、そのニュース記事は2014年度のイカすクルマニュースランキングの6位に入っていました。今回、国内初公開イベントのレポート記事が第1位に輝いたことで、2つのYAMAHAブランドが互いにデザインフィールドを交換するという取り組みへの注目度が確認できた格好です。
なお人気連載「クルマから見るデザインの真価」では、同イベントにおけるヤマハとヤマハ発動機の両デザイントップへのインタビュー記事を掲載しています。ぜひご覧ください。
第2位には、「トヨタが木製のクルマ「刹那」を提案、日本の伝統建築技法で製造」が入りました。トヨタ自動車が、家具やファッションブランドが参加するデザイン展示会「ミラノデザインウィーク2016」に出展した木製のコンセプトカー「SETSUNA」の記事になります。
外板は住友林業と共同開発し、木材の組み付けにくぎやネジを使用しない日本の伝統的な建築技法を用いるなど、なかなかに振り切った仕上がりになっています。ちなみに同社は「東京モーターショー2015」で、こちらも振り切ったコンセプトを持つ“メカむき出し”の「KIKAI」を公開しています。ある意味、振り切り度では姉妹車と言ってもいいSETSUNAとKIKAIが並ぶと壮観でしょうね……。
第3位は、みんな大好きガンダムネタの「「シャア専用オーリス」に2代目! さらに量産型ザクまで登場」でした。初代のシャア専用オーリスが出た時はネタかと思ってましたが、今度は2代目、さらにボディカラーがグリーンの量産型まで出てくるとは。
こちらの会見に参加したのはなぜかアムロ・レイ役の古谷徹さんだったり、「シャア専用」の「2代目」だからズゴック的な要素が入っているかと思いきや全く入っていなかったりと、個人的な突っ込みどころは満載でしたが、その後の量産発売会見では、きちんとシャア・アズナブル役の池田秀一さんが参加してました。同時発売の「シャア専用オーリスII ナビ」はララァが導いてくれるのだとか。
ちなみにFacebook情報によると、シャア専用オーリスII開発プロジェクトは2016年3月末で終了したのだとか。ファン向けの「ジオニックトヨタ社員専用サイト」も閉鎖するそうです。ただし「新たなプロジェクトの動きがあったら……」というコメントもあるので「シャア専用オーリスIII」が登場する可能性もなくはない……かな?
第4〜10位については、以下のランキング表から記事内容を確認していただければと思います。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.