メンター・グラフィックスがPCB実装に特化した、ベンダー非依存の実装フロア通信仕様「Open Manufacturing Language(OML)」を発表した。“PCB製造のインターネット化”を促進する。
メンター・グラフィックスは2016年2月17日、PCB実装に特化したベンダー非依存の実況通信仕様「Open Manufacturing Language(OML)」を発表した。製造中に発生した各種イベント(製造プロセス処理や部材フロー、テスト結果など)をベンダー非依存にて扱うことが可能となるため、“PCB製造のインターネット化”を促進できるとしている。
製品モデル情報を含むファイル形式であるODB++と直接の関係は持たないが、ODB++データが実各装置向けの(部材セットアップを含む)マシンプログラムに送られた後、OMLがその部材システムに伝達し、部材のセットアップや検証、使用/消費状況を制御するなど、両者を組み合わせることでの相乗効果を期待できる。
Open Manufacturing Language(OML)の仕様や詳細はWebサイトにて確認でき、サイトではサポート提供やリビジョン管理も行われる。
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