日本ロボット工業会と日刊工業新聞が「2015 国際ロボット展」の概要を発表した。過去最大466社の参加が見込まれ、併催イベントではSCHAFTの共同創業者 加藤崇氏らも登場する。
日本ロボット工業会と日刊工業新聞は2015年12月2日から開催する展示会「2015 国際ロボット展」の概要を発表した。今回で21回目となる本展示会は446社・団体による1882コマの出展が見込まれており、過去最大規模となる。
1882コマ中「産業用ロボットゾーン」での展示が1328コマと過半数を占めるが、「サービスロボットゾーン」も544コマ(前回より203コマ増)とその数を増しており、災害対応ロボットの他、農林水産業ロボットや介護福祉ロボットも数多く展示・紹介される予定だ。
講演やパネルディスカッションも豊富に開催され、初日(12月2日)に行われる基調講演では「ロボット革命の実現を目指して」のタイトルで経済産業省からの講演が行われる他、パネルディスカッションでは川崎重工業やファナック、安川電機など国内4社、海外2社のロボットメーカーとロボット導入企業2社が「ロボット活用の未来」をテーマに討論する。
併催イベントも豊富で、12月3日には地方創生農林水産業ロボット推進協議会による「未来を創る農業ロボットフォーラム」が、12月2日にはユニバーサル未来社会推進協議会による「ユニバーサル未来社会推進フォーラム」が開催される。また、12月3日および4日には新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)がロボット開発やロボットビジネスの第一線で活躍する研究者や企業人を招いての「NEDOフォーラム」を開催する。
NEDOフォーラムの初日には元DARPA Robotics Challenge(DRC)のプログラムマネジャー ギル・プラット氏、元iRobot CEOのロドニー・ブルックス氏(Rethink Robotics CTO)、DRC優勝ロボット「DRC-Hubo」の開発者であるオ・ジュンホ氏、2日目にはロボットの市場化をテーマに、SCHAFTの共同創業者 加藤崇氏やexiiiのCEO 加藤玄大氏、エクスビジョン 取締役の森本作也氏らが登壇する予定となっている。
2015 国際ロボット展の開催期間は2015年12月2日〜5日で、会場は東京ビッグサイト。開催時間は10時〜17時で、入場料は1000円(事前登録者ならび招待券持参者、中学生以下は無料)となっている。
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