次の図が配線図です。図中にはLPC1114への電源配線は記載していませんが、LPC1114FN28のピンアサイン図を参考に配線してください。
LEDはLPC1114の14番ピンに抵抗を介して接続します。14番ピンがプログラムから参照されるLED1に対応しています。発光ダイオードにつなぐ抵抗は100Ωから1KΩの間であれば問題ありません(ただ抵抗値が大きくなると暗くなります)。
左にあるUSBシリアル変換モジュールですが、ESP8266からのシリアルデータをモニターできる配線しています。この例では電源をUSBケーブルを介してPCから5Vの供給を受けているので、このシリアル変換モジュールで3.3Vに減圧してマイコンとESP8266に供給しています。
次の図がブレッドボードにこれらのモジュールを実装した写真です。1つのブレッドボードでは収まらないので2つのブレッドボードを連結して使用しています。
先に示したソースコードのビルドは、ARMが提供するクラウド開発環境である「mbed」を用います。実際の手順はこちら(「mbed」で始めるARMマイコン開発入門(3):クラウド開発環境「mbed」の使い方とターゲットマイコンへの書き込み )を参考にしてください。コンパイルが正常に終了するとローカルのPC上にバイナリファイルが転送されてきます。これを先に「用意するもの」で紹介した書き込みソフトを使ってLPC1114に書き込みます。
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