横河電機は、調節計「UTAdvanced」シリーズを拡充し、デジタル指示調節計の盤内取り付け型4種と1/8DINサイズの調節計を追加した。
横河電機は2015年4月10日、調節計「UTAdvanced」シリーズを拡充し、デジタル指示調節計の盤内取り付け型4種と1/8DINサイズの調節計を追加したと発表した。主に、電機・機械・化学・食品・半導体・自動車産業などの機械設備や、空調・動力など工場設備での用途に向ける。
UTAdvancedシリーズは、工業炉など熱処理を行う各種産業用装置に組み込み、温度・圧力・流量や装置の運転状況などを測定・表示・制御する調節計となる。今回新たに、既存のデジタル調節計「UT55A」「UT52A」「UT35A」「UT32A」の4機種に表示機能のない盤内取り付け型を追加した。ドイツ規格協会の工業規格DINレールに対応し、着脱方式で装置の盤内に簡単に取り付けることができる。
また、1/8DINサイズのプログラム調節計「UP32A」も追加している。プログラムパターン制御を採用し、時間の経過に応じて設定されたパターンに従った制御ができる。さらに、1/8DINサイズのデジタル指示調節計「UT32A」に2ループタイプも追加した。これにより、シングルループタイプを2台購入する必要がなくなるため、コスト削減と省スペース化につながるという。
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