ZMPがビッグデータ解析サービスへ事業領域拡大、自動車やヘルスケア機器へ組み込み開発ニュース

ZMPがデータ解析業務を行うテクノスデータサイエンス・マーケティングとの資本提携を発表した。自動車やヘルスケア機器から得られたデータを解析し、事業領域を拡大する。

» 2015年04月21日 10時30分 公開
[渡邊宏MONOist]

 ZMPは2015年4月21日、データ解析業務を行うテクノスデータサイエンス・マーケティング(TDSM)との資本提携を発表した。ZMPが強みを持つ自動車やヘルスケア機器、物流機器から得られたセンサーデータをクラウドへ収集、TDSMの技術によって解析することで、ビッグデータ活用サービスへの事業領域の拡大を目指す。

 共同開発例として、ZMPの自動運転技術開発用プラットフォーム「RoboCar」などから得られたデータの収集・解析によるADAS開発支援や、物流支援ロボット「CarriRo」などから得られたデータによるや生産性向上ソリューションの提供などの他、ZMPが提供する心拍見守りシステム「heartomo」から得られたデータによる、心疾患予防アプリケーションなどが予定されている。

photo 「heartomo」は心拍センサーとスマートフォンを連動させ、心拍データを可視化する

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