エンジン+トランスミッションで燃費が従来比25%向上するとか。
トヨタ自動車は2015年3月26日、車両のモジュール化などによって部品の共通化を進める「Toyota New Global Architecture(TNGA)」に関する取り組みについて発表しました。(関連記事:TNGAの新パワートレインは燃費を25%向上、モデル切替時の設備投資半減も達成)
モジュール化の手法によって、さまざまなサイズ/種類の車両を効率よく開発しようという取り組みは、フォルクスワーゲングループの「MQB」(関連記事:フォルクスワーゲンが燃料電池車にも生かす「MQB」の強み)、ルノー・日産アライアンスの「コモン・モジュール・ファミリー(CMF)」(関連記事:日産のCMFは新車の開発投資を40%削減可能、新型「エクストレイル」から導入)などがあります。
マツダの新世代技術「SKYACTIV」も、このモジュール化の手法と同様に、さまざまなサイズ/種類の車両にスケーラブルに展開できることをメリットとしているそうです。
さてTNGAの話に戻しますが、今回の発表では、2015年からパワートレインユニットとプラットフォームを刷新する方針を打ち出しました。中でもパワートレインについては、非ハイブリッドのエンジン+トランスミッションで25%、ハイブリッドシステムで15%燃費を向上できるとしています。
ここで気になるのが、2014年4月に発表した「高熱効率・低燃費エンジン群」(関連記事:トヨタの新開発アトキンソンサイクルエンジン、「マツダやホンダより高性能」)とTNGAパワートレインの関係です。
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