電線対基板用コネクタのラインアップを拡充、低背で高電流に対応FAニュース

日本モレックスは、電線対基板用コネクタ「Pico-Lock」シリーズに、1.00mm製品を追加した。独自のサイドポジティブロック機構により、1.50mmの低背サイズと信頼性の高いロック機能を可能にした。

» 2015年03月28日 07時00分 公開
[MONOist]

 日本モレックスは2015年3月9日、電線対基板用コネクタ「Pico-Lock」シリーズに、「1.00mmピッチPico-Lock電線対基板用コネクタ」を追加したと発表した。従来の1.50mmピッチ製品より、さらに狭ピッチとなる。

 今回発売されたコネクタは、圧着端子(503765)、圧着ハウジング(503764)、ライトアングルヘッダー(503763)で構成される。最大定格電流は1.5Aで、電線寸法はAWG28〜30に対応し、2極と4極の製品が利用できる。また、同社独自のサイドポジティブロック機構により、1.50mmの低背サイズと信頼性の高いロック機能を実現した。

 さらにPico-Lockは、ハウジングに設けたガイドリブにより、正しい極性での嵌合が容易で、誤嵌合を防ぐことができる。ハウジング全体をカバーする幅広のはんだタブも備え、確実な基板保持と安定性の高い挿抜を可能にしたとしている。

 主な用途は、スマートメーターやFA、電源供給、監視・セキュリティなどの商業および産業用途、コンピュータ用途、自動車用途、ネットワーク・通信用途など。

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