高さ2.28mmと低背で、2種の異なるカードに1つのコネクタで対応しており、省スペース化が可能。microSDとmicro-SIMカードを重ねて同方向に挿入できるため、取り扱いが容易で、効率的なPCBレイアウトができるという。
日本モレックスは2014年10月22日、業界最小クラスの低背かつ省スペースなカード用コンボコネクタ「microSD/micro-SIMカード用コンボコネクタ」を発表した。
同製品は、検出スイッチを備えたプッシュプル式ノーマルマウントのコンボコネクター。高さ2.28mmと低背で、2種の異なるカードに1つのコネクタで対応しており、サブPCBも1つ不要になった。
従来、携帯機器の設計現場では、各カードソケット用にスペースを設けるか、フレキシブルケーブル用のスペースを利用する必要があったが、同製品は省スペース化に加え、製造時の組み立て工数が低減できる。
また、microSDとmicro-SIMカードを重ねて同方向に挿入できるため、取り扱いが容易で、効率的なPCBレイアウトができる。microSDカードは自由に挿抜でき、取り外し時の電源切断やバッテリー取り出しが必要ない。
さらに、アンチスタッビングコンタクト端子設計を採用したことで、コンタクトの座屈を防止し、スムーズなカード挿抜が可能。カード挿入部に極性を設け、カードの誤挿入を防止する他、microSDカードをmicro-SIM用スロットに誤挿入してもカードが取り出せる「カード詰まり防止設計」も採用した。
MONOist FAフォーラムのメールマガジンの配信を2014年7月よりスタートしました。FAニュースをはじめ、産業用ロボット、インダストリー4.0、PLCや産業用ネットワーク、制御システムセキュリティなど注目の話題をまとめてお届けしています。
ぜひ、メルマガ配信のご登録をお願い致します。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.