日本企業がシリコンバレーで成功するためのコミュニケーションスキルを提供中小製造業ニュース

べルリッツ・ジャパンはベンチャーキャピタルのWiLと共同で、シリコンバレー特化型コミュニケーションプログラム「シリコンバレー コミュニケーション スキルズ」の開発を発表。日本の企業がシリコンバレーで円滑にビジネスを進めるためのに必要なコミュニケーションスキルを学べるという。

» 2015年02月13日 15時00分 公開
[MONOist]

 ベネッセグループのべルリッツ・ジャパンは2015年2月13日、ベンチャーキャピタルのWiLと共同で、シリコンバレー特化型コミュニケーションプログラム「シリコンバレー コミュニケーション スキルズ」を開発したと発表した。日本の企業がシリコンバレーで円滑にビジネスを進めるために必要なコミュニケーションスキルを学べるという。

 昨今、シリコンバレー発のさまざまな技術が話題となっている。べルリッツ・ジャパンによれば、こうした背景によりシリコンバレーのベンチャー企業との関係を構築したいと考える日本企業は増加しているが、実際にはビジネスを成功に導けない場合が多いという。

 べルリッツ・ジャパンはその要因として、日本の典型的なビジネス環境とは異なるシリコンバレー独特のビジネスカルチャーに対する理解や、コミュニケーションに必要な英語のスキルが不足している点を挙げる。そこで同社は、シリコンバレーでの事業経験が豊富なベンチャーキャピタルのWiLと共同で、シリコンバレー型のビジネス環境で求められるスキルを習得できるプログラムの開発に取り組んだという。

 シリコンバレー コミュニケーション スキルズで学べる内容は、主に以下の4項目から構成されている。

  1. シリコンバレー英語……シリコンバレーで日々使われる必要な専門的な言語、表現、知識の習得
  2. プレゼンテーション……数分で印象に残るプレゼンテーションを行う技術“エレベーターピッチ”の習得
  3. ソーシャライジング……外国人と英語でビジネスをおこなう際に必要なシリコンバレービジネスコミュニケーションのスキルを習得
  4. シリコンバレービジネスカルチャー……服装や勤務環境、仕事の仕方など日本では経験できないシリコンバレー独自のカルチャーを習得

 2015年4月初旬よりべルリッツ・ジャパンが販売を行い、オンライン上もしくは派遣された講師からレッスンを受けることができるという。対象はシリコンバレーでビジネスを展開する法人企業、イノベーション人材を輩出する学校としている。

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