スマートフォンの登場により、カメラの活用・楽しみ方が大きく変化してきたことを受け、同社は2014年より「OPC Hack&Make Project」という活動を展開。OPCのプロトタイプ製品やプロトタイプ用SDK(ソフトウェア開発キット)、プロトタイプの外観3Dデータなどを無償公開し、一般の開発者やクリエーターらと共に新しい映像体験を探求してきた。
「今回のOLYMPUS AIR A01においても、購入後、OPC Hack&Make Project活動が行えるようSDKや3DデータをWebサイト上で公開する。メーカーとユーザーの垣根を低くして、ユーザーがアプリやアクセサリーを自由に作れる環境を用意して、カメラの可能性を広げていきたい」(同社 IBP推進本部 IBP推進2部 開発グループ グループリーダー 課長の佐藤明伸氏)。
2014年11月以降、OPC Hack&Make ProjectのWebサイトでは、OPCのプロトタイプ用3Dデータを公開。「現在までのダウンロード数は300以上になるだろう。まだアイデアレベルだが、クリエーターが作った3Dデータを公開/ダウンロードできる場の提供や、3Dプリント出力して購入できるサービスの展開なども可能性として考えられるだろう」と佐藤氏。
ちなみに、SDKで開発したオリジナルアプリについては、「App Store」や「Google Play」で自由に公開しても構わないそうだ。
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