東大主催ハッカソン「JPHACKS」に3D技術を体感できるWebサービスAPIを提供、オートデスク3次元ツールニュース

オートデスクは、東京大学本郷キャンパスで開催される国内最大規模の学生向けハッカソン「JPHACKS」(会期:2014年12月13〜14日)に協賛。参加者に対し、同社のWebサービスAPIを提供すると発表した。

» 2014年12月16日 13時28分 公開
[MONOist]

 オートデスクは、東京大学本郷キャンパスで開催される国内最大規模の学生向けハッカソン「JPHACKS」(会期:2014年12月13〜14日)に協賛。参加者に対し、同社のWebサービスAPIを提供すると発表した。

 今回提供されるAPIは、Webサービス上で3Dデータを円滑に表示する「View & Data API」と、複数の写真から3Dデータを作成する「ReCap Photo API」の2種類。「デザインやエンジニアリングに関わる次世代の学生に自由な発想で活用してもらいたい」(同社)としている。また会期中は、段ボール製のVRヘッドセット「Google Cardboard」にスマートフォンを装着し、View & Data APIを応用したバーチャルリアリティ技術の体験ができるデモンストレーションを披露するという。

デモ 段ボール製のVRヘッドセット「Google Cardboard」とWebサービス上で3Dデータを円滑に表示する「View & Data API」を活用したデモのイメージ ※画像クリックで拡大表示

 同社は、次世代の設計者やデザイナーを育成する教育機関向けに、製造業、建設業向け、CG・映像制作向けアプリケーションなどのライセンスを無償提供している。JPHACKSにおいても、新しい技術に興味を持つ技術力のある学生に同社の3D技術を体感してもらい、継続的な支援につなげていきたいとしている。

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