アルテラ、浮動小数点DSPサポートの「Quartus II 開発ソフトウェア v14.1」組み込み開発ニュース

アルテラは開発ツール「Quartus II 開発ソフトウェア v14.1」を発表した。「Arria 10 SoC」が実装する浮動小数点DSPブロックをサポートしており、最大1.5TFLOPSのDSP性能を得ることが可能になる。

» 2014年12月16日 10時56分 公開
[MONOist]

 アルテラは2014年12月16日、20nm FPGA/SoC用の開発ツール「Quartus II 開発ソフトウェア v14.1」を発表した。20nmプロセスのミドルレンジSoC FPGA「Arria 10 SoC」が実装する浮動小数点DSPブロックをサポートしており、最大1.5TFLOPSのDSP性能を得ることが可能になるという。

 この他にも本バージョンでは、2つのコンフィギュレーション用フラッシュメモリブロックやソフトコア「Nios II」プロセッサなどを搭載した「MAX 10 FPGA」のサポートが追加され、GUIの改良や「DSE II(Design Space Explorer II)」強化による複数コンパイルの並列比較などが新たに実装された。

 ソフトウェアは既にダウンロード可能となっており、年間使用料2995ドル(米国内販売価格)の「サブスクリプション・エディション」の他、無償の「ウェブ・エディション」も用意されている。

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