富士重工業は、米国市場向け「インプレッサ」に新開発の運転支援システム「EyeSight(ver.3)」を搭載するなどの改良を施し、2015年モデルとして2104年内に発売する。
富士重工業は2014年9月26日、米国市場向け「インプレッサ」に新開発の運転支援システム「EyeSight(ver.3)」を搭載するなどの改良を施し、2015年モデルとして2104年内に発売する発表した。
同社は、米国市場で2014年7月に発売した「レガシィ」と「アウトバック」の2015年モデルにEyeSight(ver.3)を採用している。今回、最量販車種であるインプレッサにもEyeSight(ver.3)を搭載することで、その米国展開を拡大したい考え。2014年のEyeSight(ver.3)搭載車の販売台数は上期の3万台に対して、下期は7万1000台が目標となっている。
米国市場向けインプレッサはこれまでEyeSightを搭載しておらず、今回が初搭載となる。この他、フロントフェイスの変更や車室内での新規加飾パーツの採用などによって内外装のデザインを刷新。サスペンションセッティングを最適化して乗り心地と静粛性を高め、エンジン各部の摩擦低減を徹底して燃費性能も向上した。高速道路走行時のカタログ燃費で37MPG(マイル/ガロン)を達成するなど、米国市場の四輪駆動車で最も良好だという。
なお、日本市場向けのインプレッサは、EyeSight(ver.3)の前バージョンとなるEyeSight(ver.2)を搭載している。日本でのEyeSight(ver.3)の搭載時期については「未定」(富士重工業)としている。
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