新型「デミオ」の購入を検討する上で、心配する声が多い車載情報機器「Mazda Connect(マツダコネクト)」。新型デミオ投入に合わせて大規模なソフトウェアアップデートを行い、カーナビゲーションの使い勝手の改善や動作安定性の向上を図ったという。
マツダが2014年9月11日から予約受付を開始した新型「デミオ」。30.0km/lのJC08モード燃費を実現する小排気量のクリーンディーゼルエンジン「SKYACTIV-D 1.5」などの新世代技術「SKYACTIV」や、デザインテーマ「魂動(こどう)−Soul of Motion」による野心的な外観デザイン、小型車ありながら最高の品質を目指して設計された内装など、多くの要素で高い評価を得ている。
この新型デミオの購入を検討する上で、心配する声が多いのが車載情報機器「Mazda Connect(マツダコネクト)」だ。2013年10月発表の「アクセラ」から導入されているマツダコネクトだが、ハンガリーのナビコアソフトベンダーであるNNGが手掛けるカーナビケーション機能を中心にあまり良い評判は得られていない。
マツダコネクトはソフトウェアアップデートによる機能改善が可能である。マツダは、アクセラ発売からの1年弱で改良を繰り返してきたが、いまだに「マツコネ(マツダコネクトの略称)がある限り、マツダ車は買いたくない」という意見は多い。
マツダコネクト搭載車は、マツダコネクトを市販カーナビゲーションシステムなどに置き換えることができない。つまり、マツダコネクト搭載車のユーザーに対して車載情報機器の機能で満足してもらうには、マツダコネクトを改良するしかないのだ。
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