従来製品の6気筒エンジンをベースに開発した12気筒エンジンを装備。燃焼方法を工夫することで、排出NOX濃度200ppm(酸素0%換算値)以下となっており、脱硝装置が不要。既設建物に搬入しやすくするため、発電装置ユニット部を3分割できる「オープンタイプ」もある。
ヤンマーエネルギーシステムは2014年7月1日、60Hz地区向け800kWガスエンジンコージェネレーション(熱電併給)システム「EP800G」を発売した。
EP800Gは、2003年発売の350kWガスエンジンコージェネレーションシステム「EP350G」の制御技術などを高度化し、800kWクラスではトップレベルの発電効率41.2%(LHV)を可能にした。燃焼方法を工夫することで、排出NOX濃度200ppm(酸素0%換算値)以下とし、脱硝装置を不要とする(一部地域を除く)。
また、EP350Gに搭載の6気筒エンジンをベースに開発した12気筒エンジンを装備。設置面積は、既存の400kWガスエンジンコージェネレーションシステム「EP400G」2台分より小さく、設置性も向上している。また既設建物への搬入がしやすいよう、発電装置ユニット部を3分割できる「オープンタイプ」もある。
さらにオプションとして、事業継続計画(BCP)で重要となる自立運転機能や停電時起動(BOS)機能も追加でき、突然の停電でも確実に給電できる。
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