サイレックス・テクノロジーは、医療機器設計/製造の総合展示会「MEDTEC Japan 2014」(2014年4月9〜11日、東京ビッグサイト)において、IEEE802.11ac Draft2.0対応の無線LANモジュール「SX-PCEAC」を展示した。大容量のデータをワイヤレスで高速に伝送することを可能とする。
SX-PCEACは、5GHz帯域を利用した次世代Wi-Fi規格に対応しており、データ伝送速度が最大1.3Gビット/秒と高速である。チップセットはクアルコム・アセロス製の「QCA9880」を搭載している。ホストインタフェースはPCI Express mini card v1.2に対応している。また、3×3 SU-MIMO対応とすることで、更なる高速化と安定化を可能とした。
機器のスマート化を可能に、村田製作所のI2C内蔵RFIDタグ用デバイス
村田製作所は、I2Cインタフェースを備えたRFID(Radio Frequency Identification)タグ用デバイス「マジックストラップ」(LXMS2HACNF-165)を展示した。医療・ヘルスケア機器のスマート化に向けて、最新の無線通信とセンシング技術を提案する。
先進医療のカテーテル手術に必要不可欠、熱収縮チューブをタイコエレが展示
タイコ エレクトロニクス ジャパンは「MEDTEC Japan 2014」において、カテーテルに使われる熱収縮チューブを展示した。カテーテル手術が先進医療として注目されていることから、カテーテルは今後大幅な成長が期待される分野である。