オムロン、画像処理システムFHシリーズにハイスピード1200万画素カメラを追加FAニュース

ハイスピードCMOSカメラはカラーとモノクロの2機種。センサーコントローラもバージョンアップし新たにOCR機能を追加。

» 2014年02月07日 07時30分 公開
[MONOist]

 オムロンは2014年2月4日、画像処理システムFHシリーズにハイスピードCMOSカメラ「1200万画素カラー(形FH-SC12)」と「1200万画素モノクロ(形FH-SM12)」を追加すると発表した。また、FHセンサーコントローラをバージョンアップしてOCR機能を追加した。

 FHシリーズは、画像処理の高速化のみならず機械タクトの高速化に貢献する画像処理システム。今回発売するハイスピードCMOSカメラ2機種は、1200万画素の高解像度ながら高速な画像転送を可能にした。機械のタクトを落とすことなく高解像度画像を用いた検査・計測ができる。また、FHセンサーコントローラに新たに追加したOCR機能は、従来の文字読み取りでは実物の撮影画像を基にした辞書登録が必須だったものを改善し、辞書登録の手間を大幅に削減して現場での利便性を向上した。さらに、従来のOCR機能では困難だった文字間の近接や文字列の湾曲など悪条件下での文字読み取りを可能とし、製造機械の立ち上げ工数を大幅に削減する。両製品とも標準価格はオープン。

photo 画像処理システムFHシリーズ ハイスピード1200万画素カメラ

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