検査・画像計測装置向けの高性能・高解像度なCMOSカメラ。解像度1200万画素で66fps。高い画像均一性、高感度、ハイダイナミックレンジなどの機能に優れている。
Adimecは2013年10月23日、CMOSベースの高速カメラQUARTZシリーズの最新モデルとなる「Q-12A65」を発売すると発表した。イメージセンサーにCMOSIS CMV12000を採用し、解像度1200万画素で66fpsを実現する。
QUARTZシリーズはさまざまなアプリケーションへの対応が可能な汎用性の高い高性能カメラだが、Q-12A65は特に要件の厳しい検査や複雑な画像計測システム向けのマシンビジョンカメラとして調整されている。
フラットフィールド補正により優れた画像均一性を実現し、ショットノイズリダクション機能では最高12dbの改善が可能。また、センサーの本来のダイナミックレンジは60dbだが、ノンリニアHDR(ハイダイナミックレンジ)機能により、最高90dbのダイナミックレンジでの記録が可能になっている。
本体サイズは80mm×80mm×41.6mm、重量はレンズマウントを除いて400g。レンズマウントは標準でTFL-II マウントに、オプションでT2-マウント、M42-マウント、F-マウントに対応。インタフェースは、Camera Link Deca、およびFullに対応している。
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