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» 2013年10月04日 07時00分 公開

車載Wi-Fiがクルマを変える、Miracastによる映像伝送や車車間通信に活用CEATEC 2013(2/2 ページ)

[朴尚洙,MONOist]
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ホンダはスマホのWi-Fi機能を活用

 ホンダは、スマートフォンやタブレット端末のWi-Fi機能を利用して、自動車間での車車間通信、自動車とインフラの間の路車間通信、自動車と歩行者との間の歩車間通信を実現するアプリを提案した。

 スマートフォンやタブレット端末は、自動車のドライバーであれ、歩行者であれ、1人1台持つような時代になっている。もちろん、スマートフォンやタブレット端末にとって、Wi-Fiは標準的な機能である。そして、Wi-Fiスポット機能を持つ店舗も増加している。これら既存のWi-Fiデバイスを、車載情報機器や、車載情報機器と連携する通信端末として利用しようというのがホンダの狙いである。

 同社が開発中のアプリを使えば、最も一般的なWi-Fiである2.4GHz帯のIEEE802.11b/g/nを使って、Wi-Fi端末間をアドホック通信で接続(将来的にはW-Fi Directによる接続を想定している)し、さまざまな情報をやりとりできるようになる。通信距離については、「100m程度の距離が離れていても可能」(ホンダ)だという。

 利用例としては以下のようなものがある。車車間通信では、友人たちと2台の車両に分かれてドライブしている際に、目的地の変更やトイレ休憩の連絡などを行える。路車間通信では、近くを通る車両に、店舗からの割引情報やクーポンなどを送ってプロモーションに利用できる。歩車間通信では、児童や高齢者が信号のない横断歩道を渡りたいときに、アプリを使って周囲の車両にアピールすれば、安心して道路を横断できるようになる。

4台のタブレット端末を用いた通信連携のデモ 4台のタブレット端末を用いた通信連携のデモ。歩行者(右下の端末)がアプリを使って「横断歩道を渡りたい」という通信を行うと、周囲の車両にそのことが伝わる(クリックで拡大)
CEATEC JAPAN 2013特集

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