出力位置の調整とエクストルーダーの選択が終了したら、出力の詳細設定をします。「Make」をクリックすると、出力設定用のダイアログボックスが表示されます。
「I want to:Replicator」と「Make it Now」(USB接続時に表示)を選択すると直ちに出力を開始します。「Export to a File」を選択すると出力用ファイルが作成されるので、それをSDカードに保存して、Replicatorに読み込ませます。
「Advanced Option」をクリックすると詳細設定が開きます。「Profile」のプルダウンには「Standard」が選択済みなので、そのままにします。
「Slicer」には「Maker Bot Slicer」が表示されています。Slicerは3次元モデルを造形するための3Dプリンタへの命令文である「Gコード」に変換するためのエンジンです。変更も可能ですが、デフォルトの「Maker Bot Slicer」を使用します。
「Use Defaults」クリックすると、Profileのデフォルト設定にもどります。「Create Profile」をクリックすると、新規のProfileを作成することができます。オリジナルの設定を作成したいときや、SlicerにMaker Bot Slicerではなく、他のSlicerを使用したい場合はこちらから新しいProfileを作成します。
設定が終了したら、「Export!」ボタンをクリックして、出力用のファイル(.x3g)に保存します。
造形開始前に、ビルドプレートとノズルのすき間調整をしているかどうか確認してください。この設定が出力時に最重要な設定項目となります。
Replicatorの電源を入れたらSDカードを右脇にあるスロットに挿し、「Build From SD」を選択します。最新の更新ファイルがリストの最上部に表示されるので、先ほど出力設定したファイルであることを確認して、選択しましょう。
選択すると、ノズルとビルドプレートの加熱が始まり、両方が出力設定で設定した温度に達すると造形が開始されます。
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