山洋電気、EtherCATインタフェース搭載の多軸ACサーボアンプを発売FAニュース

ACサーボシステム「SANMOTION R ADVANCED MODEL」シリーズの新製品。100Mbps、最短通信周期を125μsの高速通信が可能。射出成形機、搬送機器などに向く。

» 2013年08月05日 09時00分 公開
[MONOist]
SANMOTION R ADVANCED MODEL

 山洋電気は2013年8月11日、EtherCATインタフェースを搭載した多軸ACサーボアンプを発売する。ACサーボシステム「SANMOTION R ADVANCED MODEL」シリーズの新製品。EtherCATインタフェースによって通信速度を100Mbps、最短通信周期を125μsに高速化。装置をより細やかに制御できるようになったとしている。

 サーボモータを最大4軸まで制御可能。制御ユニットとモータの容量に合わせて、適切な電源ユニット・アンプユニットを選んで使用できる。モータの回生電力を他のモータの電力として利用し、省エネ化できるという。射出成形機や搬送機器などでの使用を想定している。

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 電源ユニットは入力電源容量/定格出力容量が13kVA/7.8kW、27kVA/16kW、46kVA/27kW、64kVA/37kWの4機種。アンプユニットはアンプ容量/適用モータ容量が50A/1.0kW〜1.5kW、100A/1.8kW〜3.5kW、150A/4.5kW〜7kW、300A/7.5kW〜15kW、600A/18kW〜30kW、900A/37kW〜45kWの6機種。

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