2013年6月19〜21日に開催される「第24回 設計・製造ソリューション展」。出展社の1つ、ソリッドワークス・ジャパンのブースでは、同社CAD製品のデモを積極的に実施。機械系設計ツールに加えて、隣接分野との効率を実現する新ソリューションの紹介を行い、3次元(3D)データをフル活用する方法などを訴求する。
第24回設計・製造ソリューション展(DMS2013)のソリッドワークス・ジャパンのブースでは、樹脂流動解析ソフトウェア「SolidWorks Plastics」電気設備設計ツール「SolidWorks Electrical」を展示し、「SolidWorksがなぜ日本の設計者やエンジニアに高い支持を得ているのか」、デモンストレーションを中心にアピールする。
SolidWorks Plasticsは、射出成形樹脂部品のための設計者向け検証ツール。金型の製作前に、発生しやすいトラブルを早期発見できることで、プラスチック製品開発における設計者と生産技術者との連携効率化を実現する。2012年9月から日本でも販売が開始されており、樹脂部品の設計者が成形性を考慮した設計を取り入れやすくなるとしている。
「SolidWorks Electrical」は、2次元設備図面や3次元電気設計を統合し、製品設計開発の効率化の実現を支援する。このツールでは、2次元線図や独自の専門用語で表現される制御盤設計関連の情報が3次元データ化できる。機械設計者や他部門の担当者も制御盤設計の内容が理解しやすくなり、すり合わせのミスや設計エラーなどを低減できるとしている(関連記事:2次元の盤設計と3次元のメカ設計の相互連携が可能に)。
また、ステージプレゼンテーションでは、国内企業1万4200社、教育機関650校以上に導入されている実績を基にSolidWorksがなぜ、日本の設計者、エンジニアの支持を得ているか」を紹介。具体的な製品設計例でデモンストレーションをしながらSolidWorksの強みを訴えるとともに、3次元データをフル活用する方法などについても説明する。
会期 2013年06月19〜6月21日 10:00〜18:00※最終日のみ17:00終了
会場 東京ビッグサイト
東2ホール(小間番号:14-50、8小間)
世界市場を見据えたモノづくりを推進するには、エンジニアリングチェーン改革が必須。世界同時開発を実現するモノづくり方法論の解説記事を「グローバル設計・開発」コーナーに集約しています。併せてご参照ください。
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