オリンパスは、日常生活で利用可能な超小型ウェアラブルディスプレイの試作機「MEG4.0(メグ4.0)」を開発した。方位・加速度センサーを内蔵する他、Bluetoothも搭載し、スマートフォンなどとワイヤレス接続が可能だ。
オリンパスは2012年7月5日、日常生活で利用可能な超小型ウェアラブルディスプレイの試作機「MEG4.0(メグ4.0:コードネーム)」を開発したことを発表した。簡単に眼鏡へ着脱できる機構、重量バランスの最適化、違和感のないデザインの採用などが図られており、日常生活での利用を強く意識している。
今回、新たに開発した試作機には、同社がこれまで培ってきたウェアラブルディスプレイ技術が結集されているという。その1つが、独自の瞳分割シースルー光学系の採用だ。瞳孔径の半分程度の幅の棒状光学系で映像を表示するため、外界視界はほぼ100%確保。さらに、表示パネルの光の利用効率を高め、低消費電力で明るい画面表示を実現、屋外での視認性を向上させた。
バッテリー駆動で約8時間(3分ごと15秒間の間欠表示の場合/連続表示の場合は約2時間)の動作を実現する。全長196mm、重さ30g以下(バッテリー含む)と小型・軽量。さらに、操作系インタフェースや幅広いアプリケーションへの応用が可能な方位・加速度センサーを内蔵する他、Bluetoothも搭載しており、スマートフォンなどとワイヤレス接続が可能だ。
解像度 | QVGA(320×240画素) |
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輝度 | 10〜2000cd/m2 |
無線方式 | Bluetooth Ver. 2.1準拠 |
駆動時間 | 約8時間(3分ごと15秒間の間欠表示/連続表示の場合は約2時間) |
本体質量 | 30g以下(バッテリー含む) |
外形寸法 | 全長196mm |
表1 主な仕様 |
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