Ford Motorのフランス現地法人が、縦列駐車をピンボールになぞらえた映像をYouTubeで公開している。ハイスコアを更新できたら、駐車支援機能付きの「フォーカス」をゲットできるかも?
Ford Motorのフランス現地法人が、同社のコンパクトカー「フォーカス」の縦列駐車支援機能「Active Park Assist」をアピールする映像をYouTubeで公開している。
映像の舞台は、路上駐車が極めて多いことで知られるパリ市内。ちょうど車両が1台駐車できるスペースと、その上にある電子看板にはピンボールのスコアボードが表示されている。この狭いスペースに縦列駐車しようとする際に、前後にある車両に接触すると、ピンボールの得点ターゲットに命中したときの効果音が鳴ってスコアボードに加点される。ちなみにピンボールでは、ボールを弾き飛ばす円筒型の得点ターゲットは「バンパー」と呼ばれている。この縦列駐車ピンボールでは、車両のバンパーが接触することで得点が増える。つまり、スコアが高いほど縦列駐車が下手というわけだ。
映像の中では、何台もの車両が縦列駐車する際にハイスコアを更新していく。そして、最後に新記録を樹立した(縦列駐車がものすごく下手な)車両のドライバーに、Fordからの“Extra Ball”としてフォーカスのActive Park Assistを体験してもらうという流れになっている。
縦列駐車ピンボールの映像
Active Park Assistは、超音波センサーを使って周辺の車両や歩行者、障害物を検知して、縦列駐車のステアリング操作を自動で行ってくれるシステムである。ドライバーは、トランスミッションとブレーキを操作するだけで済む。Active Park AssistはValeoが、ステアリング操作を自動で行うのに必要な電動パワーステアリング「EPAS」はTRW Automotiveが開発した。フォーカスは2011年発表の新モデルから、Active Park Assistに対応している。
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