4月14日に開通した新東名高速道路のサービスエリアには、電気自動車(EV)用の急速充電器も設置されている。既にEV用急速充電器が設置されている東名高速道路と同様に、新東名高速道路でもEVによる長距離走行が可能になった。
日本ユニシスは2012年4月18日、同月14日に開通した新東名高速道路のサービスエリア(SA)に設置されている電気自動車(EV)用急速充電器向けに、同社の充電インフラシステムサービス「smart oasis」の提供を開始したと発表した。
新東名高速道路は、SAが3カ所(駿河湾沼津SA、静岡SA、浜松SA)、パーキングエリア(PA)が4カ所ある。EV用急速充電器は、3カ所のSAの上りと下りに各1基づつ、合計6基設置されている。これらのEV用急速充電器は、新東名高速道路を運営する中日本高速道路と日本ユニシスが、高速道路における電気自動車の利用環境の整備を目的に、高速道路関連社会貢献協議会の支援を受けて共同提供しているもの。同様の取り組みにより、東名高速道路の全てのSA(6カ所)と、名神高速道路の多賀SA(下りのみ)、東名阪自動車道の御在所SAにも、EV用急速充電器が設置されている。新東名高速道路への設置により、設置台数は合計21基となった。
なお、これらのEV用急速充電器を利用するには、事前登録により取得する利用者カード、利用登録した「FeliCa」カードもしくは「おサイフケータイ」が必要になる。利用料は1回100円である。
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