製造業は環境にどこまで本気で取り組むべきか:
サステナブルを成長の芽に、三菱電機が新体制で進める“前向き”な環境対策
三菱電機では2024年4月にサステナビリティへの取り組みを進める「サステナビリティ・イノベーション本部」を設立した。サステナビリティ・イノベーション本部長を務める三菱電機 上席執行役員の小黒誠司氏に、取り組みとその考え方について話を聞いた。(2024/11/15)
製造マネジメントニュース:
東芝テック、全社タスクフォースを組織して生成AI活用を促進
東芝テックは、生成AIの活用を促進するために結成した全社タスクフォース「TEC AI Innovation Hub」の活動を開始した。生成AI関連の活動や情報を一元管理して、効率的に展開できるようになる。(2024/11/14)
製造×IoTキーマンインタビュー:
スマート製造の土台整備を行ったRRIの10年、データスペースなど共通課題で国際連携
ロボット革命を推進するために設立されたロボット革命・産業IoTイニシアティブ協議会は活動10年目を迎えた。活動を主導してきた主要メンバーに10年間の成果と今後の方向性を聞いた。(2024/10/30)
CEATEC 2024:
蓄電池サプライチェーンの課題を解決、BASCが新規参入企業などへアピール
電池サプライチェーン協議会は、「CEATEC 2024」に出展し、成長する蓄電池市場の現状や蓄電池のサプライチェーンの課題などを紹介し、共創パートナーの参加を訴えた。(2024/10/17)
緑化:
在来種5割以上の緑化で捕捉率/再生効果が大幅向上、大和ハウスが都市部で検証
大和ハウス工業は、在来種を採用した都市部での緑化活動による生物多様性保全効果の定量評価を実施し、緑化しなかった場合と比べて約3倍の効果が確認できたと明らかにした。(2024/8/23)
半導体製品のライフサイクルに関する考察(8):
長期保管した半導体や、古いデートコード品は使えるのか?(前編)
コロナ禍を経て、半導体製品の安定確保がより重視されるようになっている。そうした中、同じ半導体製品を使い続けるためには、自社での保管を含め、在庫を長期間保管しなければならない状況が発生する。今回は半導体製品の長期保管に焦点を当て、その懸念点について前後編の2回で検証する。(2024/8/20)
「航空燃料供給不足への対応に向けた官民タスクフォース」:
インバウンド急増で生じた航空燃料不足、その原因と対応策は?
インバウンド需要が急増するなか、航空燃料(ジェット燃料)の不足が大きな課題となっている航空業界。政府は対応に向け設置したタスクフォースを設置し、7月には「航空燃料供給不足に対する行動計画」を取りまとめた。(2024/7/25)
製造マネジメントニュース:
インバウンド急回復による航空燃料不足の解消へ、官民で供給力確保
経済産業省と国土交通省は「航空燃料供給不足に対する行動計画」を発表した。(2024/7/22)
STEM分野における女性活躍の現状【第1回】
「理系女性の働きやすさ」はどう変わったのか?
男性中心のイメージが強いSTEM(科学、技術、工学、数学)分野だが、社会全体がダイバーシティー推進へとかじを切る中で、女性の働きやすさに変化が起き始めている。(2024/7/2)
製造マネジメントニュース:
横浜ゴムがリスク評価ツールで天然ゴムのトレーサビリティーを向上
横浜ゴムは、米国のソリューションプロバイダーであるRubberWayのリスク評価ツール「RubberWay Geo-Mapping」を導入し、天然ゴムのトレーサビリティーを向上している。(2024/5/21)
緑化:
大東建託が首都圏で生物多様性に配慮した外構事業を開始 まずは賃貸住宅向けに
大東建託は1都3県の賃貸住宅を対象に、生物多様性に配慮した外構事業を開始した。在来種を確保する他、鳥や蝶が回遊する潤い豊かな空間づくりを進める。(2024/5/16)
「TCFDに基づく情報開示の義務化」で市場が急拡大:
年平均成長率はなんと79% ITRが国内GX(グリーントランスフォーメーション)市場予測を発表
ITRは、国内グリーントランスフォーメーション市場規模の推移と予測を発表した。同社は2022〜2027年度の年平均成長率を79.0%とみており、2027年度には460億円に達すると予測する。(2024/5/7)
MVNOが成長するのに“足りていないこと” 「格安スマホ」激動の10年を振り返りながら議論
モバイルフォーラム2024で実施したパネルディスカッションを紹介する。テーマは「格安スマホから10年、これからのMVNOにユーザが望むこととは」。大手キャリアの値下げでMVNOは苦境に立たされたが、まだ成長するチャンスはあるという。(2024/4/19)
世界を読み解くニュース・サロン:
中国系企業が日本の“再エネビジネス”に食い込む 「透かし騒動」から見る実態
政府の再生可能エネルギー関係の会議資料に、中国企業のロゴマークの透かしが入っていたことで騒ぎとなった。これはミスだったようだが、中国系の企業が日本の太陽光発電事業に入り込んでいることは事実。FIT制度を利用して多額の収入を得ることが狙いだ。(2024/4/12)
企業のサステナビリティ戦略、2024年のリスクと機会はどこにある? 4大コンサルファームが指摘
2024年、サステナビリティ経営をめぐる動向はどうなるか? 4大コンサルファームが、企業のサステナビリティ戦略の「リスクと機会」を分析した。(2024/4/2)
第30回「再エネ等に関する規制等の総点検TF」:
導入ペースが鈍化傾向の太陽光発電、導入拡大への課題と業界団体からの要望とは?
日本での導入量が減少傾向にある太陽光発電。このほど開催された第30回「再エネ等に関する規制等の総点検TF」では、太陽光発電の導入拡大に向けた課題の整理と、業界団体による制度改革要望のヒヤリングが実施された。(2024/4/1)
内閣府「再エネタスクフォース」の資料に“中国企業の透かし” 指摘受け内閣府が説明
河野太郎氏は「チェック体制の不備」とコメント。(2024/3/24)
ソフトウェアのグリーン化が製造業に与える影響(1):
製造業で進むCO2排出量算定の要請 脱炭素ルール化の潮流とその影響
本連載ではソフトウェア開発/運用でのCO2排出量見える化と、製造業における取り組みのポイントや算定における留意点を3回にわたり解説する。第1回となる今回は、そもそも製造業がなぜCO2排出量算定へ取り組まなければならないのかを解説しよう。(2024/3/6)
組み込み開発ニュース:
次世代スマートカー向けデータストレージデバイスがASPICE CL3認証を取得
Western Digitalは、組み込みフラッシュメモリ「iNAND AT EU552 UFS 3.1」が、ASPICE CL3認証を取得したと発表した。次世代コネクテッドカー向けに高品質なNANDストレージ製品を提供可能になる。(2024/2/27)
業績への影響は「精査中」:
JDI、石川工場での生産を本格的に再開
ジャパンディスプレイ(JDI)は2024年1月31日、令和6年能登半島地震の影響で生産を停止していた石川工場(石川県川北町)で本格的に生産を再開したと発表した。地震による業績への影響は現在精査中としている。(2024/2/1)
女性のほうが「3割」賃金が低い 雇用形態の差だけではない、根深い原因
(2024/1/25)
紙を扱うエプソンが、客にあえて「ペーパーレス」を勧めるワケ 社内では反発も
DXにリモートワークと、着々と社会でペーパーレスが進む。その潮流に逆らうことなく、乗っかっているのがプリンタ大手のエプソンだ。どういう狙いがあるのか。(2024/1/18)
令和6年能登半島地震:
【1月9日更新】能登地震、半導体/電子部品業界の被害状況
2024年1月1日、石川県能登地方を震源とするマグニチュード7.6の地震が発生し、北陸に生産拠点を持つ半導体/電子部品業界の関連各社が被害の確認や復旧活動を進めている。2024年1月9日までに発表された、各社の被害確認の状況をまとめる。(2024/1/9)
カーボンニュートラルテクノロジーフェア特別企画:
PR:「環境データを出せ」と言われても何を出せばいいの? ESG経営基盤が必要なワケ
2023年11月27〜28日に開催されたオンラインセミナー「カーボンニュートラルテクノロジーフェア 2023冬」(MONOist編集部主催)に、富士通 グローバルビジネスソリューションBG ソーシャルソリューション事業本部 シニアディレクターの長島久美子氏が登壇。「製造業が“勝ち続ける”ために必要なESG経営とは」をテーマに、サステナビリティーを実現する企業経営の在り方について、富士通自身や顧客企業の事例などを中心に紹介した。(2024/1/9)
工場ニュース:
能登半島地震による工場への影響まとめ(追記あり)
石川県内を中心に令和6年能登半島地震による工場への影響をまとめた。(2024/1/5)
アナリストの“ちょっと寄り道” 調査データの裏側を覗こう:
大企業の人材育成、どうしてる? 新規事業立ち上げの“裏側”をのぞく
「意思決定が遅い」「既存部門が非協力的」――。新規事業を立ち上げる大企業にはスタートアップ企業とはまた違う課題がある。課題を回避しつつ、新規事業を成功させるための人材育成の在り方とは。(2023/12/27)
ネーチャーポジティブ:
建設事業が自然に与える影響を定量評価 大成建設が開発着手
大成建設は、企業活動がもたらす自然環境への影響を「自然資本」への配慮や経済的要素などの観点から定量評価する「ネーチャーポジティブ評価手法」の開発に着手した。(2023/11/28)
世界の「開示」動向を知る(前編):
新規制導入で変わる「気候関連の情報開示」 全体像を把握する
企業に求められる寄稿関連情報の開示の在り方が、これまでと変わってきています。本稿では、現在の状況に至った要因とその背景の全体像を解説します。(2023/11/16)
楽天モバイルはプラチナバンドをどう活用するのか サービス開始時期や“パケ詰まり”対策についても聞いた
楽天モバイルがようやくプラチナバンドを獲得した。総務省が10月23日に楽天モバイルへの割り当てを発表した。プラチナバンドを楽天モバイルがどのように考えているのか、また今後、“パケ詰まり”の対策をどのように行うのか、楽天モバイルに聞いた。(2023/11/8)
セキュリティニュースアラート:
全銀システムの障害を受け、NTTデータが「システム総点検タスクフォース」を設立
NTTデータは2023年10月10日に発生した銀行間通信システム障害の原因として中継機のエラーを挙げ、総点検を実施する意向を示した。(2023/11/8)
全銀ネット障害、根底に“開発体制の不備”か NTTデータの見解
10月に発生した全銀ネットの障害をめぐり、システム構築を担当したNTTデータが11月6日に謝罪会見を開いた。(2023/11/7)
ベネッセの生成AI元年【後編】:
ベネッセは生成AIを活用したWebサイト制作・運用改革でコスト4割減をどう実現したのか?
生成AI、ノーコードツール、画像制作ツール、プロジェクト管理ツールなどを組み合わせたWebサイト運用高度化の取り組みについて。(2023/11/6)
スタートアップの突破口:
KDDIに聞く「大企業がオープンイノベーションを起こせない理由」
KDDI事業創造本部副本部長の中馬和彦氏に、大企業がスタートアップを育てる上で求められるマインドを聞いた。(2023/10/11)
各国政府が「AI」に向ける視線【前編】
AIへの“警戒心”が各国に波及 イタリア、フランス、米国までも……
「ChatGPT」をはじめとするAIツールのリスクを懸念し、対策を講じる動きが世界中で広がっている。AI技術の安全な利用に向けて、各国政府はどのような措置を講じるのか。(2023/10/6)
IT業界で活躍する女性のロールモデル【第9回】
IT業界で活躍する女性はどの分野に存在する? その活躍と成果とは
IT業界で活躍する女性を毎年表彰している英Computer Weekly。表彰された中で殿堂入りを果たした人物はどのような活動をしてきたのか。研究機関や政府機関で働く女性を紹介する。(2023/9/28)
電動化:
電池産業の参入障壁は意外と低い!? 今ある製造技術が生きる可能性も
日本の電池産業が新規参入を求めている。プレイヤー増加を求めているのは、製造装置だ。(2023/9/14)
G20の研究機関が参加:
産総研がクリーンエネルギー技術に関する国際会議「RD20」を開催、研究機関の国際連携を加速へ
G20各国・地域の主要研究機関が参画するイニシアチブ「RD20」が、2023年10月に福島でシンポジウムを開催する。クリーエネルギー技術における国際的な連携活動の加速化を図る。(2023/9/8)
FAニュース:
アマダが国内工作機械業界初のRE100加盟、既に国内は100%再生可能エネルギ―化
アマダは2023年8月30日、全拠点(グループ会社含む)の事業活動で使用する電力を100%再生可能エネルギーにすることを目指す国際的な環境イニシアチブ「RE100」に加盟したことを発表した。RE100への加盟は工作機械業界では国内初だという。(2023/9/1)
鉄鋼業界向け温室効果ガス排出量分析サービス「MIeCO2」 NTT comプラットフォームを採用
NTT ComのGHG排出量可視化プラットフォームをベースに、鉄鋼業界のサプライチェーン全体の温室効果ガス排出量を算定、可視化、分析するクラウドサービスがスタートする。(2023/8/31)
Cybersecurity Dive:
米国政府は2025年のセキュリティ予算、何に使う? 優先事項が明らかに
連邦政府機関は、支出がどのように国家サイバーセキュリティ戦略に合致しているかを示すよう求められている。(2023/8/5)
小寺信良のIT大作戦:
迷走するNHKの「ネット放送」 資料からひもとく“あるべき姿”とは
NHKのネット事業はこれまで、やりたければやれば、の「任意業務」であった。それをもっと踏み込んで「必須業務」にすべきか、するならどうあるべきかを議論することになった。だが、ガバナンスの意見なども出て、論点が見えなくなってきている。(2023/7/7)
JFMA調査研究部会のFM探訪記(10):
JFMA調査研究会の取り組みにみる、ESG/SDGsにFMはどう向き合うべきか?
本連載では、日本ファシリティマネジメント協会(JFMA) 専務理事 成田一郎氏が「JFMA調査研究部会のFM探訪記」と題し、JFMA傘下で、マネジメントや施設事例、BIM×FMなどの固有技術をテーマにした合計18の研究部会から成る「調査研究部会」での研究内容を順に紹介していく。第10回は、SDGsにFMがどう向き合って取り組んでいるかJFMA調査研究部会を紹介する。(2023/6/28)
脱炭素:
シンガポール発脱炭素SaaSベンダーが日本市場へ、三菱商事やみずほ銀行などと提携
SaaSベースの脱炭素ソリューションを展開するシンガポールのTerrascope(テラスコープ)が、日本法人の「Terrascope Japan株式会社」を設立するとともに日本国内市場でサービスを開始することを発表した。(2023/6/16)
新型マイナンバーカード、2026年に発行へ 券面デザインの見直し iOSへの搭載は検討継続
政府は「デジタル社会の実現に向けた重点計画」をデジタル庁のサイトで公表し、新しいマイナンバーカードを検討していることを明らかにした。機能拡充と安全安心対策などをまとめている。券面デザインの見直しやiOSへの搭載の継続的な検討などを盛り込んだ。(2023/6/6)
製造マネジメント インタビュー:
環境とくらしの2本柱でR&Dを、パナソニックHDのCTOが語る新技術開発の現状
パナソニック ホールディングスは2023年5月26日、同社 執行役員 グループCTOである小川立夫氏への合同取材に応じた。同氏による技術戦略の説明や、報道陣との質疑応答の内容を抜粋して紹介する。(2023/6/5)
石野純也のMobile Eye:
「MNPワンストップ方式」がモバイル業界に与える影響 流動性はどこまで高まるのか
総務省が導入を後押ししていた「MNP(携帯電話番号ポータビリティ)ワンストップ方式」が、5月24日に開始される。当初、この仕組みを導入するのはドコモ、KDDI、ソフトバンク、楽天モバイルの大手キャリア4社が中心だが、MVNOでは日本通信もここに参画する。手続きの簡易化によってMNPが促進されれば、競争激化の契機になりそうだ。(2023/5/20)
「予約番号」なしでも乗り換えOK! 大手キャリアと一部MVNOが「MNPワンストップ方式」に対応 5月24日からオンライン限定で
総務省が主導する形で導入されることになった「MNPワンストップ方式」。その運用開始日が5月24日に決まった。開始当初は、大手キャリアと日本通信のWebを使ったMNP契約において利用できる。(2023/5/19)
製造マネジメントニュース:
半導体関連事業へ「飛び抜けて過去最大規模」の投資、京セラが初の中期経営計画
京セラは、同社としては初となる3カ年の中期経営計画を発表。3年間で前3カ年の2倍近くとなる1兆2000億円の設備投資および研究開発投資を行い、その内約半分を半導体関連事業に割り当てる方針を示した。(2023/5/17)
週末の「気になるニュース」一気読み!:
新しいBingとEdgeが一般公開 誰でも利用可能に/Appleが「緊急セキュリティ対応」を配信
うっかり見逃していたけれど、ちょっと気になる――そんなニュースを週末に“一気読み”する連載。今回は、4月30日週を中心に公開された主なニュースを一気にチェックしましょう!(2023/5/7)
米バイデン政権、OpenAIなどAI関連4社のCEOを招き「責任あるイノベーション」促す
米バイデン政権は、Google、OpenAI、Microsoft、AnthopicのCEOをホワイトハウスに招集。AI開発に関する「率直で建設的な議論が行われた」としている。(2023/5/5)
にわかに地球規模のトピックとなった新型コロナウイルス。健康被害も心配だが、全国規模での臨時休校、マスクやトイレットペーパーの品薄など市民の日常生活への影響も大きくなっている。これに対し企業からの支援策の発表も相次いでいるが、特に今回は子供向けのコンテンツの無料提供の動きが顕著なようだ。一方産業面では、観光や小売、飲食業等が特に大きな影響を受けている。通常の企業運営においても面会や通勤の場がリスク視され、サーモグラフィやWeb会議ツールの活用、テレワークの実現などテクノロジーによるリスク回避策への注目が高まっている。