MONOist 2021年展望:
進む産業機械のスマートフォン化、標準化とオープン化がカギに
スマート工場化が進む中、工場内の生産機械や設備にも生産情報や設備情報などを活用するために「つながる」ことが求められるようになってきている。こうした環境に合わせる形で、生産機械についても協調領域については「水平分業型」へのシフトが加速する見込みである。(2021/1/18)
MONOist IoT Forum 大阪2020(後編):
住友ゴムがタイヤ製造で目指す工場データの「集中コントロールセンタ構想」
MONOist、EE Times Japan、EDN Japan、スマートジャパン、TechFactoryの、アイティメディアにおける産業向け5メディアは2020年1月30日、大阪市内でセミナー「MONOist IoT Forum in 大阪」を開催した。後編では、住友ゴム工業 製造IoT推進室長 山田清樹氏と同社 製造IoT推進室 金子秀一氏による特別講演と、日本OPC協議会 マーケティング部会 部会長の岡実氏によるランチセッションの内容、さらにその他の講演内容について紹介する。(2020/3/30)
MONOist IoT Forum 福岡2019(前編):
日本発の元祖スマート工場が歩む道と、標準化が進む第4次産業革命向け通信規格の動向
MONOist、EE Times Japan、EDN Japan、スマートジャパン、TechFactoryの、アイティメディアにおける産業向け5メディアは2019年6月18日、福岡市内でセミナー「MONOist IoT Forum 福岡」を開催した。本稿前編では三菱電機 FAシステム事業本部 FAソリューションシステム部 主席技監 森田温氏の基調講演と、日本OPC協議会 マーケティング部会 部会長である岡実氏によるランチセッションの内容をお伝えする。(2019/6/27)
いまさら聞けないOPC UA入門(2):
インダストリー4.0で波に乗る、OPC UAの普及動向
スマート工場化など工場内でのIoT活用が広がる中、注目度を高めているのが「OPC UA」である。本稿では、OPC UAの解説を中心に工場内ネットワークで何が起きようとしているのかを紹介する。第2回となる今回は、OPC UAの市場動向と普及状況について紹介する。(2019/2/21)
製造業IoT:
産業機械のIoT化を支援、共創施設で作り上げる新たな機械のカタチ
シュナイダーエレクトリックは産業機械のIoT化を支援するマシンソリューション事業を強化。世界各地に実証施設「マシンソリューションラボ」などを設置し、機械メーカーとの共創やノウハウの蓄積などに取り組んでいる。マシンソリューション事業のヘッドクォーターが設置されているドイツのマルクトハイデンフェルドにある同社最大のマシンソリューションラボを訪ねた。(2018/10/3)
FAニュース:
包装機や搬送機など産業機械の開発を容易にするマシンソリューションを展開
シュナイダーエレクトリックは、同社のマシンソリューションへの取り組みを説明するとともに、FAや工場機械開発などの実証を行う「マシンソリューションラボ」の紹介を行った。(2018/7/19)
2017国際ロボット展:
2つのYAMAHAが工場現場に持ち込む“ドライブレコーダー”、AGVによる見守りも
ヤマハ発動機は、「2017 国際ロボット展(iREX2017)」において、ヤマハと共同開発した産業用ロボットの遠隔管理システムパッケージを披露した。2018年度内の発売を予定している。(2017/12/8)
スマートファクトリー:
「世界で最も現実的なインダストリー4.0」を目指すオムロンの勝算(前編)
オムロンはFA事業戦略を発表し、同社が考えるモノづくり革新のコンセプト「i-Automation」について紹介するとともに、これらのコンセプトを実践している同社草津工場の取り組みを紹介した。本稿では、前編で同社の考えるモノづくり革新の全体像を、後編で製造現場における実践の様子をお伝えする。(2017/8/17)
IIoT時代にこそ、日本のモノづくりが世界で強みを発揮する(6):
製造・検査設備の現場課題が、本来取り組むべき企業の差別化戦略を阻害している
「IIoT(Industrial IoT)」を実現させ、新たなモノづくりを創造するためには、現状の生産設備の在り方を見直す必要がある。今回は、ハイバーテック 代表取締役社長の伊東健氏と筆者との対談を通じ、日本が目指すべきモノづくりへの取り組みについて紹介する。(2017/8/15)
TechFactory 人気記事TOP10【2017年1月版】:
プログラミング言語に見る、ガラパコス化した日本製造業
TechFactoryオリジナル記事コンテンツの人気ランキングTOP10。今回はIIoTが製造業にもたらす変化について取り上げ、製造現場の“ガラパゴス化”を解消するためのヒントを提示する連載が1位となりました。(2017/2/9)
IIoT時代にこそ、日本のモノづくりが世界で強みを発揮する(3):
ガラパゴス化しつつある日本の製造業、取り残されるプログラミング言語
日本のみならず世界的に盛り上がりを見せる「IIoT(Industrial IoT)」の技術で、製造業はどう変化していくのか? 日本の製造業がその変化に追従していくためのボトルネックとなる“ガラパゴス化”について解説する。今回は、国内製造業で広く浸透している「ラダー言語」について取り上げる。(2017/1/26)
FAニュース:
ロボット用システムソフトウェアをPLCopenが認証
KUKAは、ロボット用のシステムソフトウェア「KUKA.PLC mxAutomation」の最新バージョン(2.1)がPLCopenの認証を受けたことを発表した。(2016/10/5)
IoT観測所(20):
インダストリー4.0で重要な役目を果たす、Windows生まれの「OPC UA」
Windows OSで使われていたOLEを発端とする産業オートメーション標準規格が「OPC UA」だ。トランスポート〜プレゼンテーション層に相当する機能を提供しながら上下層の規定がないという柔軟性を持ち、インダストリー4.0においても重要な役割を担う。(2016/4/19)
PR:生産現場のIoT化を進める現実解としての「ソフトウェアPLC」
最近では生産現場に関する話題の中でIoTやIndustry4.0で“つながる”ことの重要性が叫ばれて久しいが、その実現にはさまざま問題が横たわっている。そこでIoTやIndustry4.0の実現に近づく現実解として注目すべきがソフトウェアPLCによるコントローラーのオープン化だ。(2016/4/13)
産業用ロボット:
オムロンがついに産業用ロボットを発売、制御機器との連携機能も
オムロンは、2015年9月に買収を発表したオムロンアデプトテクノロジーズ社の産業用ロボットを2016年4月1日から販売する。3カテゴリー49モデルを世界39カ国150拠点で投入する。(2016/3/31)
ET2015:
「Windows 10 IoT」の“実用度”を体感できるマイクロソフトブース
ET2015のマイクロソフトブースは、「Windows 10 IoT」と「Azure」に関する展示が多くを占める。単なる展示ではなく実際の導入を意図した紹介が多く、組み込み業界への意気込みが感じられる。(2015/11/19)
PLCのモーション制御プログラミング入門(4):
PLCベンダー間でのプログラム再利用性
PLCのモーション制御プログラム開発に貢献する「PLCopen Motion Control FB」。本連載ではこのMotion Control FBについてより深く掘り下げ、解説していく。最終回の今回は、Motion Control FBを含んだIEC 61131-3準拠プログラムの再利用性について説明する。(2014/10/24)
FAニュース:
オムロン、マシンオートメーションコントローラNJシリーズ「形NJ501-1340」発売
中継パソコン・専用通信ユニットを介さず上位ホストと直結できるため、低コストでSECS/GEM通信の実行環境を構築できる。従来と比べ、SECS/GEM通信の設計工数を約6割以上削減できる。(2014/10/20)
CEATEC 2014:
オムロンが「卓球ロボット」で訴えたかったもの
「CEATEC JAPAN 2014」で大きな注目を集めているオムロンの「卓球ロボット」。ロボットそのものを製造しているわけではないオムロンが、なぜ卓球ロボットを出展したのだろうか。卓球ロボットが製造技術にもたらす価値について考察する。(2014/10/10)
PLCのモーション制御プログラミング入門(3):
多軸協調制御
PLCのモーション制御プログラム開発に貢献する「PLCopen Motion Control FB」。本連載ではこのMotion Control FBについてより深く掘り下げ、解説していく。第3回では多軸協調制御(軸グループによる補間制御)について取り上げる。(2014/9/11)
PLCのモーション制御プログラミング入門(2):
同期制御と補正
PLCのモーション制御プログラム開発に貢献する「PLCopen Motion Control FB」。本連載ではこのMotion Control FBについてより深く掘り下げ、解説していく。第2回では同期制御と補正について取り上げる。(2014/7/24)
ESEC2014特別企画ブースリポート(アルゴシステム):
PR:産業用途に最適化した“ハイバリューパフォーマンス”「HiViPシリーズ」初披露
長年培った技術ノウハウをハード/ソフト開発に活用し、“Made in Japan品質”を掲げ顧客の課題を解決してきたアルゴシステム。2014年5月に開催された「組込みシステム開発技術展(ESEC2014)」の同社ブースでは、ハイバリューパフォーマンス製品群「HiViPシリーズ」が多くの来場者の注目を集めていた。今回ラインアップを一新し、シリーズ全製品にインテルの「Intel Atom Bay Trail」プロセッサを採用。“価格対価値比”を大幅に高めているのが特徴だ。(2014/6/13)
PLCのモーション制御プログラミング入門(1):
Motion Control FBの共通仕様と単軸の位置決め制御
PLCのモーション制御プログラム開発に貢献する「PLCopen Motion Control FB」。本連載ではMotion Control FBについてより深く掘り下げ、解説していく。第1回は共通仕様と単軸の位置決め制御について取り上げる。(2014/6/9)
産業用ネットワーク技術解説:
いまさら聞けないFL-net入門
オープンPLCネットワークの「FL-net(エフ・エル・ネット)」をご存じでしょうか。工場のさらなる高度化が進む中、工場ネットワークのオープン化は加速しています。その中でPLCの相互互換性を確保するオープンPLCネットワーク(OPCN)にも注目が集まっています。OPCNを実現する「FL-net」の誕生背景やメカニズム、活用シーンなどを解説します。(2014/5/12)
PLCの国際標準プログラミング入門(6):
IEC 61131-3の最新技術動向とJIS B 3503
「IEC 61131-3」と「PLCopen」について解説する本連載。最終回となる今回は2013年2月に改訂されたPLC用プログラミング言語国際規格「IEC 61131-3 第3版」の内容と、対応するJIS規格である「JIS B 3503」への取り込み状況について解説します。(2014/4/23)
インダストリー4.0:
ドイツが描く第4次産業革命「インダストリー4.0」とは?【前編】
「インダストリー4.0(Industrie 4.0)」という言葉をご存じだろうか? 「インダストリー4.0」は、ドイツ政府が産官学の総力を結集しモノづくりの高度化を目指す戦略的プロジェクトだ。インダストリー4.0とは何なのか。同プロジェクトに参画するドイツBeckhoff Automationグループに所属する筆者が解説する。(2014/4/4)
PLCの国際標準プログラミング入門(5):
PLCopenの「Safety FB」とは
「IEC 61131-3」と「PLCopen」について解説する本連載。今回はPLCopenの「Safety FB」について解説します。(2014/3/24)
PLCの国際標準プログラミング入門(4):
PLCopenの「Motion Control FB」とは
「IEC 61131-3」と「PLCopen」について解説する本連載。今回はPLCopenの「Motion Control FB」の概要を紹介します。(2014/2/20)
PLCの国際標準プログラミング入門(3):
IEC 61131-3の特長〔後編〕プログラムのモジュール化
「IEC 61131-3」と「PLCopen」について解説する本連載。今回は同規格に規定されているプログラムのモジュール化ついて説明します。(2014/1/22)
制御システム技術者のためのセキュリティ基礎講座(2):
制御システムを狙ったマルウェア「Stuxnet」って何?
制御システム技術者が知っておくべきセキュリティの基礎知識を分かりやすく紹介する本連載。2回目は、世間を騒がせたマルウェア「スタックスネット(Stuxnet)」とは何なのか、ということを解説する。(2013/12/26)
PLCの国際標準プログラミング入門(2):
IEC 61131-3の特長〔前編〕5つのプログラミング言語と変数
「IEC 61131-3」と「PLCopen」について解説する本連載。今回は同規格に規定されている5種類のプログラミング言語と変数について説明します。(2013/12/10)
PLCの国際標準プログラミング入門(1):
IEC 61131-3とPLCopenの目的とは
生産ラインに欠かせないPLC。そのPLCのアプリケーション開発効率化に役立つ国際規格「IEC 61131-3」およびそれを推進する「PLCopen」という組織をご存じでしょうか。本連載ではIEC 61131-3とPLCopenについて分かりやすく解説します。(2013/11/5)
SCF2013 開催直前情報:
超高速・高同期・省配線のEtherCATで統合型PC制御を――ベッコフオートメーション
「超高速・高同期・省配線の統合型PC制御ソリューション」をSCF2013のテーマに掲げるベッコフオートメーション。ブースでは、EtherCATの“生みの親”による統合型PC制御ソリューションが体感できる。(2013/10/18)
先進技術とノウハウを融合した“新”Sysmac:
オムロン、インテル Atom搭載の次世代マシンオートメーションコントローラ発表
オムロンは、ベースアーキテクチャを一新した次世代コントローラ製品「マシンオートメーションコントローラ Sysmac NJシリーズ」、およびソフトウェア製品「マシンオートメーションソフトウェア Sysmac Studio」を発表した。(2011/7/11)
にわかに地球規模のトピックとなった新型コロナウイルス。健康被害も心配だが、全国規模での臨時休校、マスクやトイレットペーパーの品薄など市民の日常生活への影響も大きくなっている。これに対し企業からの支援策の発表も相次いでいるが、特に今回は子供向けのコンテンツの無料提供の動きが顕著なようだ。一方産業面では、観光や小売、飲食業等が特に大きな影響を受けている。通常の企業運営においても面会や通勤の場がリスク視され、サーモグラフィやWeb会議ツールの活用、テレワークの実現などテクノロジーによるリスク回避策への注目が高まっている。