大日本印刷とElevationSpaceは資本業務提携契約を締結し、宇宙機器に用いる材料と部品を対象に、宇宙環境での実証から地上回収後の分析、評価までをワンストップで提供するサービスを共同開発する。
大日本印刷(DNP)は2026年6月19日、ElevationSpaceと資本業務提携契約を締結したと発表した。宇宙機器に用いる材料と部品を対象に、宇宙環境での実証から地上回収後の分析、評価までをワンストップで提供するサービスを共同開発する。
共同開発するサービスは、人工衛星などの宇宙機器に使用される材料と部品を対象とする。地球低軌道(一般に高度2000kmまで)での実証や、地上で回収した後の分析と評価までを実施する。
また、ElevationSpaceが開発を進める耐熱材料についても、宇宙実証の前後にDNPが性能や劣化状況を分析、評価する。宇宙実証や回収機で使う耐熱材料の組成や物性、耐久性を分析したレポートを提供し、評価基準やグレード設定をサポートする。
現在、宇宙空間で実証した材料や部品の地上への回収は、宇宙飛行士の交代と帰還時に限られている。同サービスの提供により、民間企業の宇宙産業への参入を支援する。将来的には月面開発向け材料と部品への適用も視野に入れる。
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