安川電機は、可搬質量215〜700kgの大型ワーク搬送用ロボット3機種を発売した。手首負荷許容値を大幅に高め、自動車や建設機械などの大型部品搬送工程における自動化拡大に貢献する。
安川電機は2026年6月10日、大型ワークの搬送に対応するロボット「MOTOMAN-GP215L」「MOTOMAN-GP400L」「MOTOMAN-GP700」の3機種を発売した。広い動作範囲と高い手首負荷許容値を両立し、搬送作業の効率化と自動化の拡大を図る。価格はオープンだ。
今回発売されたロボットは、コンパクト設計により干渉半径を最小化しており、生産ラインのスペースを効率的に使用してライン長の短縮に貢献する。
MOTOMAN-GP215Lは可搬質量215kgで、最大リーチ3114mmの広い動作範囲を持ち、手首許容値を従来クラス比で最大44%高めた。MOTOMAN-GP400Lは可搬質量400kgで、最大リーチを従来機種から200mm拡大した3718mmとし、手首許容値を従来クラス比で最大110%向上させている。MOTOMAN-GP700は可搬質量700kgの重可搬に対応し、最大リーチは従来機種と同等の2845mmを維持しながら、手首許容値を従来クラス比で最大60%高めている。
主な用途としては、自動車業界におけるボディーやダイカスト部品、バッテリーの搬送のほか、バッテリー製造工程でのセルのまとめ搬送、建設機械や建材分野の大型部品搬送、工場設備での加工ジグなど大物ワークのハンドリングを想定する。
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