新たな機能の追加だけでなく、基本性能の向上も図られている。GOT3000は、プロジェクトデータの転送時間がGOT2000比で約7.5倍高速化しており、プログラムや画面データの送受信がスムーズになった。ROMは約4.5倍、RAMは3倍に拡張するなど、メモリ容量を拡張してより多くのデータや画面を本体に保存できるようになった。起動時間は約1.4倍速くなり、メンテナンスや急な立ち上げ時にも待ち時間を最小限に抑える。
「どのようにデータを集め、どこに集約し、どのように分析して現場にフィードバックするかは、ユーザーのシステム構成次第となる。従来機のGOT2000も多くのユーザーに活用され、ニーズも多様化してきた。簡単な操作や表示だけでいいというユーザーもいれば、より高度な活用を求められるユーザーもいる。業種や装置によっても、ユーザーが描くビジョンはそれぞれ異なる。その中で何をGOT3000に落とし込んでいくのかをしっかり考え、この先10年を戦えるように機能を実装した」(森山氏)
将来的には、工場の省人化、無人化が進んでいく。その中で人が操作する表示器の役割はどのように変化するのか。
「個人的には、例え工場が無人化しても、何かトラブルが生じた時には人が介在しないといけない。その時に、表示器を通していかに装置全体を見えるようにするかが必要になってくるのではないか。それが場合によっては、現場や工場、さらには国をまたいで連携するような役割になっていくと考えている」(高嶋氏)
「生成AIを活用して表示器の画面作成のサポートしたり、表示器の操作をボーダーレス化したりできるようになるのではないか」(森山氏)
今後はGOT3000は上位機種のGT37モデルを皮切りに、ラインアップを広げていくとしている。
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