コンテックは、産業用タッチパネルディスプレイ「FPD-V」シリーズに12.1インチモデル「FPD-V12WB-20」を追加した。USB Type-C DP Alt Mode対応のPCと接続することで、映像入力、タッチパネル通信、電源受給ができるため、省配線化に貢献する。
コンテックは2026年5月19日、産業用タッチパネルディスプレイ「FPD-V」シリーズの新ラインアップとして、12.1インチモデル「FPD-V12WB-20」を追加した。同日より受注を開始している。
FPD-V12WB-20は投影型静電容量方式を採用し、10点マルチタッチに対応する。入力インタフェースとしてUSB Type-Cを備えており、配線の簡素化と設置性の向上を図った。
また、薄型であることに加え、USB Type-C DP Alt Modeに対応したPCと接続することで、映像信号の入力、タッチパネル通信、電源受給を単一のケーブルで完結できるため、製造ラインの工程管理や産業機器の操作パネルなど配線スペースが限られる環境での省配線化に貢献する。なお、電源受給には、ホスト側がUSB PD(5V/3A以上)に対応している必要がある。
機能面では、同社の産業用PC「LPC-400」や「LPC-500」とHDMI接続した際に、電源のオン、オフを連動できる機能を備えている。PC本体が手の届きにくい場所に設置されている場合でも、ディスプレイ側の電源ボタンでシステムを起動できるため、運用の利便性が高い。設計面では産業用途を想定した高信頼性と長期供給を重視しており、モデルチェンジに伴う接続性の再検証や構成変更の負担を軽減する。
FPD-Vシリーズは現在、11.6インチおよび15.6インチモデルを展開しており、今回の12.1インチモデルの追加で製品の選択肢を増やした。同社は今後、10インチの小型モデルから20インチ以上の大型モデルまで順次サイズ展開を拡充し、幅広い産業分野のニーズに応える。
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