IFSとAVEVAは、AIを活用して運用インテリジェンスと企業全体の業務実行を連携させる提携を発表した。第1弾として、リアルタイムデータをスマートな意思決定に変換するソリューションを開発した。
IFSは2026年5月19日(現地時間)、AVEVAとパートナーシップ契約を締結したと発表した。提携により、複雑な事業を展開する産業企業が、運用インテリジェンス、企業全体の業務実行、戦略的資本計画を連携させることが可能になる。両社は協働の第1弾として、「Continuous Asset Decision Intelligence」ソリューションを発表した。
同ソリューションは、リアルタイムの運用データや資産データを、統合された資産ライフサイクル全体にわたるメンテナンス、投資、業務実行に関するスマートな意思決定へと変換する。これにより、推測に頼る必要を減らし、より迅速で証拠に基づいた意思決定を支援する。
運用インテリジェンス、エンジニアリングインテリジェンス、戦略的資本計画の3つのレイヤーを、単一のアーキテクチャ内で独自に統合している。企業から生産現場、エッジに至るクローズドループ型のデジタルスレッド(データのつながり)を構築し、生成AI(人工知能)、エージェント型AI、予測AIがデータ分析やフェデレーションを推進して、知識共有の強化や、計画とリスク管理の改善のための基盤を提供する。
導入の効果として、運用状況や資産状態の洞察に基づくリスクを踏まえた投資判断による資本効率の向上や、リアルタイムの資産信頼性分析によって作業指示の優先順位を自律的に決定することによる信頼性の向上が見込める。検知から対応までの遅延は従来の数日や数週間から数時間へと短縮され、カレンダー基準のスケジュールに代わって動的な保守戦略を採用できるようになる。
さらに、資産の状態から投資判断、パフォーマンス成果に至るまで、タイムスタンプ付きの継続的かつ監査可能な証拠の連鎖が構築され、規制当局や取締役会などへの提示に即時に対応できる。また、プラットフォーム間アーキテクチャによりカスタム開発のポイントツーポイント統合を不要とし、IT、OTの簡素化と統合コスト削減に貢献する。
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