UNTは2018年に中国の浙江省紹興市で創業したパワー半導体のファウンドリ(受託製造会社)で、IGBTやMOSFETなどのパワー半導体チップで中国トップクラスの販売実績を持ち、年率約99%の成長を続けているという。委託製造/開発を中心に顧客ニーズへ柔軟に対応している。
同社は中国市場において、2024年にIGBTチップ出荷量で第1位、同年のMEMS売上高で第1位、同年のMOSFET市場シェアで第3位、2025年上半期にSiC MOSFETの出荷量で第2位となった。また、2025年1〜12月には乗用車用パワーモジュール搭載台数で第3位となっている。
紹興市にある同社の工場は、6インチのSiCウエハーの生産能力が月産1万枚で、8インチのSiウエハーの生産能力が月産20万枚、8インチのSiCウエハーの生産能力が月産5000枚、8インチの窒化ガリウム(GaN)ウエハーの生産能力が月産5000枚、12インチのSiウエハーの生産能力は月産3万枚となっている。12インチのSiウエハーの生産能力は2028年までに月産10万枚に拡大する予定だ。モジュールの生産能力は月産50万個で、2027年までに月産100万個に拡大する。
西岡氏は「どうしても『メイドインチャイナ』が困るという顧客に対しては、台湾に本社を構えるSiC単結晶材料メーカーであるJing ChengのSiCウエハーやIron Forceのクーリングデバイスを提供する」と触れた。
Jing Chengは、台湾を拠点とするSiC単結晶材料メーカーで、SiCインゴットおよびウエハーの開発/製造を展開している。6/8インチウエハーを主力に、12インチもR&D段階だ。N型/半絶縁ウエハーの両方に対応し、エピウエハーも取り扱っている。高結晶品質や低欠陥密度、大口径化の技術に強みを持つ。
Iron Forceは台湾を拠点とする自動車部品メーカーで、車載用IGBTモジュール向け冷却ソリューションを中心に、安全/制御分野の製品をグローバルに提供している。
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