DMG森精機は、複合加工機「NTX」シリーズ向けに、ギヤ加工を可能にする「ギヤシェーピング」および「ギヤブローチング」を開発した。1台の工作機械で旋削やミーリングからギヤ加工までを完結させる。
DMG森精機は2026年3月23日、複合加工機「NTX」シリーズ向けにギヤ加工をするテクノロジーサイクルとして、ギヤシェーパ加工を行う「ギヤシェーピング」と、ブローチ加工を行う「ギヤブローチング」の2種類を開発したと発表した。
対話形式のガイダンスに従って工具やワークの諸元、加工条件を入力することで、専用のプログラム作成を容易にする。両機能ともにギヤ精度等級はISO 8級を達成しており、高精度な加工が可能だ。
ギヤシェーピングは、ピニオンカッターを使用してギヤ加工を行う機能だ。従来のギヤ専用機で使用していた工具をそのまま流用できる。ホブ加工やギヤスカイビング加工では困難だった段付き形状や深穴へのギヤ加工にも対応する。搭載可能機種はNTXシリーズのほか、5軸加工機「monoBLOCK」シリーズやレーザー金属積層造形機「LASERTEC 3000 DED hybrid」など多岐にわたる。
ギヤブローチングは、Z軸の動作とワークのC軸割り出しを連動させることでブローチ加工を再現する。小径や深穴の加工に適しており、DMQP認定を受けたHORN製の工具など、ニーズに応じた最適な工具選定が可能だ。本機能はNTXシリーズに加え、ターニングセンタ「NLX」シリーズにも対応する。
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