日本製鋼所は、チクソモールディング法を採用したマグネシウム射出成形機の新モデル「JLM1800-MGIIeL」を発売した。型締力1800トンで、最大ショット重量5kg以上に対応し、大型ディスプレイの多様化ニーズに応える。
日本製鋼所は2026年1月20日、チクソモールディング法を採用したマグネシウム射出成形機「JLM-MGIIe」シリーズの新モデル「JLM1800-MGIIeL」の販売開始を発表した。本体価格は約3〜4億円で、販売数は年間10台程度を見込む。
JLM1800-MGIIeLは、大型化する車載ディスプレイの多様化ニーズに応えるため開発された。既存の「JLM1300-MGIIeL」と「JLM3000-MGIIL」の中間に位置するモデルとなる。
型締力は1800トン(t、1万7700kN)で、最大ショット重量5kg以上に対応する。スクリューサイズは130mm、型盤寸法は2320×2550mm、タイバー間隔は1620×1850mmとなっている。
同社の従来5機種同様、JLM1800-MGIIeLに採用したチクソモールディング法は、溶解炉や防燃ガスを使用しないクリーンな生産が可能だ。さらに、同モデルは電動型締装置を搭載しており、高い環境性能と成形再現性を両立している。
マグネシウム合金は、軽量ながら剛性があり、放熱性やリサイクル性などに優れることから、IT機器や車載機器の部材に多用されている。また、自動車市場ではEV(電気自動車)化やデジタル化が進み、大型ディスプレイの採用が急拡大しており、ディスプレイフレームを大型化するニーズが高まっている。
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