CHEMIPAZは、コーティンググレードの抗バイオフィルム剤「AF」シリーズを開発した。部材にコーティングすることで抗バイオフィルム効果を持つ塗膜を形成し、細菌の付着を防いでバイオフィルムの発生を長期的に抑制する。
CHEMIPAZは2026年1月13日、コーティンググレードの抗バイオフィルム剤「AF」シリーズを開発したと発表した。同社が培ってきたポリマー技術とバイオフィルムの防除技術を活用している。
バイオフィルムは、水がある場所の表面に発生する微生物由来の粘性付着物だ。スライムやぬめりとも呼ばれ、一度発生すると除去が難しいことから発生を抑制することが重要となる。
新製品は、部材にコーティングすることで、中間水と呼ばれる特殊な水和構造を持つ塗膜を形成する。細菌の付着を防ぎ、長期的にバイオフィルムの発生を抑制できる。水質や塗装面積にもよるが、最大90%以上のバイオフィルム抑制率を示すという。
同社はこれまでに、細菌同士のシグナル伝達を阻害する技術を活用した抗バイオフィルム剤「BR」シリーズを展開している。しかし、有効成分が水に溶出して細菌に消費されるため、水回りの樹脂や金属などにコーティングする用途では長期間の効果持続が困難だった。
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